【2024年版】採用担当が社内SEにおすすめの転職エージェント9選比較!

35歳以上なら最良の求人を逃さないように、転職エージェントはぜひ使いたいですね!

結論をさきにお伝えすると、転職エージェントの利用にはメリットもデメリットもあります。

でもデメリットには回避策があります。メリットを最大限活用できるおすすめの転職エージェントを解説します。

この記事でわかること
  • 転職エージェントを使わないと失うチャンス
  • 社内SEへの転職に強い転職エージェント
  • 全国/地方、ハイクラス/ミドルクラスなどニーズにマッチした転職エージェント
  • 社内SEの仕事内容やキャリアパス、向いている/向いていない人
  • 社内SEのホワイト企業100社(年収、残業時間など)
R35運営者の転職プロフィール
  • 情報システム部門のマネージャ職
  • 社内SE採用担当歴6年(書類選考、面接)
  • 大手SIer 10年以上の勤務経験
  • 35歳をすぎて倍率200倍の社内SEへ
  • 転職相談はX(Twitter)のDMでお気軽に!

いきなりですが、おすすめできる転職エージェントを
1. ハイクラス ⇔ ミドルクラス
2. 総合型 ⇔ IT/社内SE特化型
で分類しました。
気になるエージェントは目次から飛んでもらってOKです

社内SE転職なら利用したいエージェントの特徴マップ
目次

35歳からの転職エージェントの選び方

35歳以上の方が社内SEへ転職する場合、具体的にどんなポイントに注意して転職エージェントを選べばいいでしょうか。ポイントは3つあります。

① 求人の多さ

納得して転職先を選ぶためには、たくさんの求人から選ぶ必要があります。たった5つの求人票から選ぶより、100個、1000個の求人から選ぶ方が納得感があります。

社内SE・情シスへの転職は狭き門と言われるため、多くの求人を取り扱う転職エージェントを1つは利用しましょう。

② 求人エリアの広さ

取り扱う求人のエリアがあなたの希望するエリアをカバーしているかしっかりチェックしておきましょう。

特に地方の求人を狙っている人はカバーエリアに注意が必要です。逆に東京、神奈川、千葉、京都、大阪はどの転職エージェントも概ねカバーしています。

③ 総合型か専門型か

転職エージェントは「総合エージェント」と「専門エージェント」に大別できます。それぞれのメリットを意識して利用しましょう。

分類メリットデメリット
総合型
求人数が多い
大手企業の求人を多数そろえている
求人エリアが広い
社内SEを希望しても他の職種を紹介されるケースがある
社内SE/情シスに詳しくないアドバイザーが担当になるケースがある
専門型
社内SE/情シス業界に詳しいアドバイザーがいる
情シスの内部事情に詳しい
大手にはない求人を持っているケースがある
求人数が大手より少なめ
アドバイザーは大手より少ないため交代しにくい
転職エージェント利用のメリットとデメリット

わたしのおすすめは、総合型と専門型にそれぞれ複数登録することです。それぞれ特徴をうまく使い分けることで転職をより成功に近づけることができます。詳しく知りたい方は『社内SE転職なら転職エージェントは2×2=4つ登録すべき理由を解説!』をご参照ください。

35歳からのおすすめ転職エージェント

スクロールできます
サービス名おすすめ度社内SE
求人件数
総合/専門エリア特徴
レバテックキャリア

詳細を見る
5.01,505件
(別途非公開求人あり)
専門型(IT)全国IT業界出身のアドバイザーが多数在籍
サポートが手厚いことで評判
企業情報アップデート頻度が高
、採用ミスマッチを予防
社内SE転職ナビ

詳細を見る
5.05,304件
(別途非公開求人あり)
専門型
(社内SE)
おもに
首都圏・関西圏
社内SEに特化した専門転職エージェント
社内SEの転職事情に詳しいアドバイザー
平均7社以上を紹介してくれる
マイナビIT AGENT

詳細を見る
4.53,626件
(非公開求人含む)
専門型(IT)全国IT系職種に特化した総合型転職エージェント
大手企業が狙える、かつIT系アドバイザーが在籍しバランスが良い
JAC Recruitment

詳細を見る
4.5883件
(別途非公開求人あり)
総合型
(ハイクラス)
大都市圏外資系、国内大手ハイクラスの転職エージェント
利用者の多くが30代以上
doda

詳細を見る
4.28,778件総合型全国総合型転職エージェント
リクルートエージェントにせまる社内SE案件の多さ
全国をカバーし、取り扱い件数も多い。非公開求人も多数保有
WARCエージェント

詳細を見る
4.0非公開総合型
(ハイクラス)
おもに
首都圏・関西圏
成長企業の管理部門に特化した転職エージェント
取り扱う求人の平均年収が高い(約1/3が1000万円以上)

両面型エージェントなので求人企業側の事情に詳しい
登録前にアドバイザーの顔が見える安心感
KOTORA(コトラ)

詳細を見る
4.01,556件総合型
(ハイクラス)
大都市圏求人ごとのおすすめ年齢がわかる
業界に詳しいアドバイザーの顔・プロフィールが見える
一般に出回らないハイクラス求人が多数
リクルートエージェント
4.019,028件
(非公開求人含む)
総合型全国国内最大級の転職エージェント
全国をカバーし、取り扱い件数も多い。非公開求人10万件以上
総合サービスのため社内SE特化のサポートは期待できない
クラウドリンク
3.5309件
(別途非公開求人あり)
専門型
(社内SE)
大都市圏社内SEや自社開発エンジニアへの転職に特化
取扱求人件数は多くないが、平均12社以上を紹介してくれる
求人件数は2024年6月29日時点のものを掲載
社内SE転職なら利用したいエージェントの特徴マップ

① レバテックキャリア

スクロールできます
社内SE求人数少ない求人エリア全国 総合/專門專門型(IT)

レバテックキャリア』はIT・Web業界に特化した転職エージェントで、IT業界やITエンジニアのキャリアに精通したアドバイザーが多数在籍しています。

レバテックキャリアは年間累計7,000回以上、求人企業の現場の採用担当者やプロジェクトマネージャーへのヒアリングを行っており、企業側のニーズが新鮮な状態をキープしています。

2005年から長年、IT・Web業界の転職エージェントとして事業継続していると言えます。

\  かんたん30秒、会員登録(無料) /

レバテックキャリア』についてさらに詳しく知りたい方は『レバテックキャリアの特徴・注意点・評判を現役採用担当が解説!』をご覧ください。

② 社内SE転職ナビ

スクロールできます
社内SE求人数多い求人エリア大都市圏 総合/專門專門型
(社内SE)

社内SEへの転職に特化した転職サービスなら社内SE転職ナビがおすすめです。社内SE(いわゆる情報システム部門)の形はユーザー企業ごとにさまざまです。プログラミングまでやる会社もあれば、ベンダー管理のみという会社もあります。

社内SE転職ナビ』なら①社内SE求人案件は業界トップクラス、②社内SEに特化したエージェントが在籍している、③カジュアル面談・オンライン面談を通じてそれら「ユーザー企業ごとの違い」について情報収集ができる点が強みです。

\  かんたん30秒、会員登録(無料) /

社内SE転職ナビについてさらに詳しく知りたい方は『社内SE転職ナビの特徴・注意点・評判を現役採用担当が解説!』をご覧ください。

③ マイナビITエージェント

スクロールできます
社内SE求人数少ない求人エリア全国 総合/專門専門型(IT)

マイナビITエージェント』は転職サイトを運営するマイナビがIT業界・WEB業界に特化したIT業界最大手クラスの転職エージェントです。そのため、①大手の求人案件あり、②豊富な求人数、③非公開求人も多数あり、④キャリアアドバイザーにIT業界出身者が多いのが特徴です。

他にもIT業界の転職サービスはありますが、まずは『マイナビITエージェント』に登録して間違いありません。IT業界の知識豊富なキャリアアドバイザーとの面談を持つことをおすすめします。

\  かんたん3分、会員登録(無料) /

マイナビITエージェント』についてさらに詳しく知りたい方は『マイナビIT AGENTの特徴・注意点・評判を現役採用担当が解説!』をご覧ください。

④ JAC Recruitment

スクロールできます
社内SE求人数不明求人エリア大都市圏 総合/專門総合型
(ハイクラス)

JAC Recruitment』は外資系や国内大手、海外進出企業などハイクラスな転職エージェントサービスです。

積極的に広告活動をしていないため聞き慣れない方もいらっしゃるかもしれませんが、1988年から日本国内で転職サービスを展開しており、転職支援実績は43万名にのぼります。

利用者の多くが30代以上で、大手や優良企業への転職実績はWEBサイトを見ればすぐにわかります。

\  年収800〜1500万円のミドル・ハイクラス転職No.1 /

JAC Recruitment』についてさらに詳しく知りたい方は『JAC Recruitmentの特徴・注意点・評判を現役採用担当がレビュー』をご覧ください。

⑤ doda

スクロールできます
社内SE求人数多い求人エリア全国 総合/專門総合型

doda』は業界大手のパーソルキャリア(旧インテリジェンス)が運営する転職サイトです。社内SEに絞っても5,000件を超える求人を取り扱っています。

doda』の強みは、①大手の求人案件あり、②地方を含む豊富な求人数、③公開案件でも転職エージェントを利用できる点です。

\  会員登録まで約3分(無料) /

doda』についてさらに詳しく知りたい方は『doda(デューダ)の特徴・注意点・評判を現役採用担当が解説!』をご覧ください。

⑥ WARCエージェント

スクロールできます
社内SE求人数非公開求人エリア首都圏
関西圏
 総合/專門総合型
(ハイクラス)

WARCエージェント』は成長企業の管理部門(コーポレート部門)の採用に特化した転職エージェントです。実際に転職支援されて入社された企業がすごいんです。一部が公式Webサイトでも公開されています。

ご紹介実績:note、UZABASE、INFORICH、BASE、PKSHA、MEDLEY

株式会社WARC『会社紹介資料』https://agent.warc.jp/download/warc_agent_explanatory_materials.pdf

特徴として、①成長企業の管理部門への転職に特化したサービス、②求人の平均年収が高い、③両面型エージェントなのでキャリアアドバイザーが志望企業側の事情に詳しい、④登録前にアドバイザーの顔が見えて安心できる点があげられます。

特に、「②求人の平均年収が高い」については、約1/3の求人は年収1000万円以上なので、「成長企業に入りたいが、待遇面も妥協したくない」というITエンジニアにはピッタリの転職エージェントです。

\  かんたん60秒、会員登録(無料) /

WARCエージェント』についてさらに詳しく知りたい方は『WARCエージェントの特徴・注意点・評判を現役採用担当が解説!』をご覧ください。

⑦ KOTORA(コトラ)

スクロールできます
社内SE求人数少ない求人エリア大都市圏 総合/專門総合型
(ハイクラス)

KOTORA(コトラ)』は金融業界・コンサルティング業界に強みを持つ転職エージェントですが、IT業界に強いアドバイザーが多数在籍し、ハイクラスな社内SE求人を多数持っています。

特徴として、①求人ごとに「おすすめ年齢」が設定されていて採用側の期待値がわかる、②アドバイザーのプロフィールが公開されており、社内SEを目指す方が「安心して利用できる」点は非常に大きな強みと言えます。

会員登録時にあなたの「サービス利用の方針」として、例えば「中長期的なキャリア形成について相談したい」「同年代のコンサルタントがいい」「同性のコンサルタントがいい」などを伝えられます。

\  社内SEのハイクラス求人1,600件以上 /

KOTORA(コトラ)』についてさらに詳しく知りたい方は『KOTORA(コトラ)の特徴・注意点・評判を現役採用担当が解説!』をご覧ください。

⑧ リクルートエージェント

スクロールできます
社内SE求人数多い求人エリア全国 総合/專門総合型

リクルートエージェント』は国内最大級の転職エージェントで、社内SEに絞っても7,700件以上の求人を取り扱いっています。非公開求人は全体で10万件以上ですので、まずはアドバイザーと面談を持って、自分にマッチする非公開案件がないか相談するとよいでしょう。

リクルートエージェント』は大手の転職エージェントのため、全国をカバーしている点も魅力ですが、社内SEに特化したサポートは専門エージェントほどは期待できない点は弱みと言えます。

\  会員登録(無料) /

⑨ クラウドリンク

スクロールできます
社内SE求人数少ない求人エリア大都市圏 総合/專門專門型
(社内SE)

社内SEをはじめとする自社開発エンジニアに特化した転職サービスなら『クラウドリンク』がおすすめです。社内SEと併せて自社サービス開発の求人案件も扱っているため、「35歳をすぎて客先常駐をやめたい」という人向けと言えます。

クラウドリンク』の強みは①年収・休日数・労働環境などをクラウドリンク社が審査した優良案件のみを扱っていること、②エージェントによるヒアリングの後に平均12件を超える求人を紹介してくれること、転職後の定着率が98.3%と高く転職後の高い満足度が伺えることです。

\  かんたん30秒、会員登録(無料) /

よくある質問

Q 転職サイトと転職エージェントの違いは?

A
一言で表すと、「転職サイトの場合はすべて自分で転職活動をして、転職エージェントは代理人が一部を担当してくれる」と考えましょう。

R35ではどちらもおすすめを紹介していますが、35歳以上の方なら忙しいことが多いため、転職エージェントの方がおすすめです。

転職エージェントと転職サイトの比較
Q すぐに転職する予定がなくても転職エージェントに登録してOKですか?

A
はい、問題ありません。転職を検討したり、転職市場の情報収集を始めるタイミングで登録するのが一般的です。

実際に公式Webで「具体的に転職を検討していなくてもよい」と案内している転職エージェントもあります。ただし、具体的に転職を急いでいる人よりも優先度を下げた対応をされる可能性はあります。

Q どの転職エージェントに登録すべきか迷っています。

A
はじめて転職エージェントを使う方、過去に使ったもののうまく活用できなかった方向けにチェックポイントをまとめています。ぜひ『社内SEの転職エージェントの選び方|登録前後のチェック観点と対処を解説!』を参考に選んでください。

Q 転職エージェントは複数登録してもOKですか?

A
問題ありません。むしろ複数登録して転職エージェントと面談して比較することであなたにマッチするアドバイザーをみつけることができます。

Q 未経験からでも社内SEに転職できますか?

A
IT未経験でも社内SEに転職することは可能です。この場合、社内SEとして活躍できる後ろ盾となる経験として「DX推進の経験」「業務改善の経験」「リーダー経験」などが求められます。

また、情報システム部門に十分な人員が配置できない中堅・中小規模の会社では、1人の社内SEが幅広い業務を担当するため、未経験者より即戦力を求める傾向があり、戦略的に応募先を選定する必要があります。詳細は『未経験から社内SEになるには?なりたい人におすすめの対策・資格・経験を解説!』で紹介します。

Q 社内SEへの転職で、転職エージェント選びの注意点はありますか?
Q 40代です。過去に転職エージェントに断られた経験があります。

A
年齢やキャリアを主な理由として、紹介できる求人がないため転職エージェントの利用を断られるケースがあります。具体的な回避策は『40代で転職エージェントに断られた人が社内SE転職を成功させるテクニックを紹介』で解説しているので、ぜひ参考にしてください。

Q ホワイト優良企業を探しています。おすすめ企業はありますか?

A
ホワイト優良企業を6つのポイントでスコア化したランキングがあります。具体的には①年収、②残業時間、③有給消化率、④ひとり情シスじゃない、⑤IT投資に積極的、⑥法令遵守 です。

Q ブラック企業はぜったいに回避したいです。見分けるポイントはありますか?

A
完全に見分けることはできませんし、人によってブラックの基準も異なります。でも①求人情報、②会社情報、③外部メディア、④選考段階 でそれぞれ見分けるポイントがあります。詳しくは『ホワイトか?ブラックか?社内SE求人の見分け方講座!』で解説しています。

また、ブラック企業リストというサイトでは『労働基準関係法令違反に係る公表事案』に掲載された内容を検索できます。

社内SEの仕事内容

社内SEの仕事は多岐にわたります。ざっと挙げただけでつぎのような業務があります。詳細が気になる方は『35歳以上のエンジニアが社内SEを目指すにはどうすればいいか?』をご覧ください。

  • システム戦略策定
  • システム企画
  • システム導入(システム開発含む)
  • システム保守/運用
  • PC等のIT資産管理
  • ネットワークインフラ管理
  • システム導入効果の評価
  • 情報セキュリティ関連
  • システムやPC、ネットワークのヘルプデスク
  • デジタルトランスフォーメーション推進
  • システム監査対応

転職の時点で、上記すべてをカバーするスキルがなくてもまったく問題ありません。社内SEの仕事が多岐にわたるという点を理解しておくだけでOKです。

社内SEのなかにも様々な職種があります。くわしく知りたい方は『【社内SE 職種図鑑】情シス・コーポレートエンジニアの7つの職種を詳しく解説!

社内SEに転職するメリット/デメリット

社内SEに転職するメリットとデメリットをかんたんに解説しておきます。くわしく知りたい方は『【決定版】社内SEに転職するメリット/デメリットを全網羅|デメリットの回避策も解説!』で解説していますのでごらんください。

社内SEに転職するメリット
① 残業が少なくワークライフバランスがとりやすい
② 社内にライバルが少ない
③ 顧客からのプレッシャーが少ない
④ 幅広い知識が身につきやすい
⑤ 給与水準の高い業界に転職しやすい

社内SEに転職するメリットは多数ありますが、代表的なものとして以下があります。

上記以外にもここでは紹介しきれないほどたくさんのメリットがあります。他の記事で紹介していますので、さらにメリットを知っておきたい人はごらんください。

社内SEに転職するデメリット
① テクニカルスキルが伸びにくい
② 業界・会社選びを間違うとIT業界より低くなる

社内SEに転職するデメリットもあります。特にこの2点は注意したうえで転職先を選択されるべきです。

デメリットではありませんが、「社内SEの仕事はここが大変」が知りたい方は『社内SEは大変!?現役社内SEが実体験で解説する苦労と解決策!』をごらんください。

インターネット上には「社内SE やめとけ」という情報が多数ありますが、実はどれも的はずれな指摘が多く含まれています。それらに反論する記事を用意していますので、気になる方はご覧ください。

これならやっぱりSIerがいいかな

SIerならランキング上位のなかから選ぶ方がいいですよ!

SIerランキングトップ50!売上、年収、人気ホワイトの企業一覧』で規模や年収、ホワイト度合いのランキング形式でSIerを紹介しています。

社内SEに向いている人/向いていない人

つぎのような人には社内SEへの転職を検討されることをおすすめできます。

社内SEへの転職をおすすめしたい人
・今の会社の将来に不安がある
・将来も技術一本で食っていけるか不安がある
・残業ゼロでライフワークバランスを重視したい
・言われたシステムを作るより、自分で考えて作りたい
・超上流のシステム企画を担当したい
・IT戦略を立案したい
・業界知識を身につけてキャリアの幅を広げたい

ただし、向き/不向きがあるのも事実です。つぎの特徴があなた自身にマッチするか確認しておくことで後悔のない転職に一歩近づくことができます。

詳細は『社内SEに向いている人・向いていない人の特徴6選!社内SE歴5年以上が解説!』で紹介していますので、気になる方はご覧ください。

社内SEのキャリアパス

将来、社内SEにはどのようなキャリアパスがあるのかと言うと、キャリアパスは以下の6つに大別できます。

社内SEのキャリアパス
① 情シスで管理職/CIOを目指す
② 社内で業務部門へ異動する
③ 他社の社内SEへ転職する
④ SIerへ転職する
⑤ ITコンサルファームへ転職する
⑥ フリーランスエンジニアになる

最も重要なポイントは、「将来、社内SEからさらに転職するなら、その前の社内SEのタイプ選択を間違うな!」という点です。つまり、社内SEの役割は会社によって大きく異なり、タイプ毎につぎの転職の有利/不利が大きく異なるんです。

スクロールできます
管理職/CIO
(昇格)
業務部門へ
(社内異動)
他社の社内SE
(転職)
SIerへ
(転職)
ITコンサルへ
(転職)
フリーランス
(独立)
DX推進型
情シス



ほぼなし

少ない
御用聞き型
情シス

少ない

少ない

ほぼなし
ヘルプデスク型情シス
ほぼなし

少ない

求人少ない

求人少ない

ほぼなし
全工程自前型
情シス





やや不利

情シスのタイプ別の転職先の有利/不利一覧表(タイプやキャリアにもよるため参考程度)

情シスのタイプ別攻略法

社内SEは各社で情報システム部門の役割が大きく異なります。具体的には、会社によってつぎのように情報システム部門が担当する工程が異なります。

それぞれのタイプの詳細は『35歳以上が書類通過率アップしたいなら、『社内SEのタイプ』を分類しよう!』で解説していますが、ここではタイプ分類ができることを理解してもらえれば十分です。

タイプによって必要なスキルが異なり、それが求人情報に落とし込まれています。社内SEに求められるスキルについては『【社内SEスキル大全】即採用されるスキル習得のロードマップを解説!』にまとめています。スキルを身につけてから選考に臨みたいですね。

社内SEの年収は?

社内SEの平均給与は『転職会議』によると485万円です。さらに年齢別で平均年収を見ると以下のとおりです。

年齢別の社内SE平均年収
20代前半:337万円
20代後半:413万円
30代全般:526万円
40代以上:618万円

これならSIerに残った方がいいかも

大手企業の社内SEを狙うと、働き方はホワイトで高年収ですよ

実際に公開されている社内SEの求人情報を調査した結果、求人の年収の平均値は『706万円』です。さらに業種やポジションによって大きな差があります。高年収を狙うならどの転職エージェントを使うと良いかも紹介しています。

年収に関しては以下の記事でも紹介しています。気になる方はご覧ください。

社内SEホワイト優良企業100社

社内SEに転職するならホワイト企業で働きたい!

ホワイト企業を定義する観点がありすぎて迷いますよね。
つぎの6つのポイントに絞って優良なホワイト企業を抽出しました!

ホワイト企業のポイント
① 40歳年収が高い
② 残業時間が少ない
③ 有給消化率が高い
④ ひとり情シスじゃない
⑤ IT投資に積極的
⑥ コンプライアンス(法令遵守)

それぞれのポイントの重要性やランク算出方法は『社内SEホワイト優良企業ランキングトップ100!6つのポイントで解説』で詳しく解説しています。

転職エージェントを使わないと損する5つの理由

「そもそも転職エージェントってなに?」という人はこちらの記事で紹介していますので、ごらんください。

転職エージェントを利用する前に、メリット/デメリットをしっかりと理解しておきましょう。デメリットは事前の注意点と考えて回避策をとりましょう。

メリットデメリット
非公開求人情報を持っている
情シスの内部事情を知っている
応募者の市場価値を客観的に評価してくれる
在職のまま情報収集ができる
書類選考や面接のアドバイスをくれる
自分のペースで転職活動がしにくい
希望しない企業を勧められる場合がある
希望する求人に応募できない場合がある
転職エージェント利用のメリットとデメリット

回避策はたった2つだけです。

「アドバイザーとのコミュニケーション」「複数の転職エージェントに登録する」です。それだけで5つのメリットを無料で受け取れます。詳細が気になる方は以下の記事を参照してください。

複数の転職エージェントに登録してもOKなの?

OKです!むしろ1社だけという人は珍しいくらいです。複数を比較して、最終的に1〜2社に絞るのが一般的です

マイナビやリクルートなど総合型の転職エージェントを2社、社内SE転職に絞った専門型の転職エージェントを2社、合計4社登録しておくと安心です。

なぜなら、総合型2社✕専門型2社=合計4社でそれぞれを比較しながら、アドバイザーとの相性が悪い・対応が悪い場合に切り替えられるからです。

まとめ

この記事では、35歳をすぎてから社内SEへの転職を目指す方向けにおすすめの転職エージェントサービスをご紹介しました。

転職エージェント選びのポイント
① 求人数の多さ
② 求人エリアの広さ(全国/大都市圏/首都圏など)
③ 総合エージェントか専門エージェントか

スクロールできます
サービス名おすすめ度社内SE
求人件数
総合/専門エリア特徴
レバテックキャリア

詳細を見る
5.01,505件
(別途非公開求人あり)
専門型(IT)全国IT業界出身のアドバイザーが多数在籍
サポートが手厚いことで評判
企業情報アップデート頻度が高
、採用ミスマッチを予防
社内SE転職ナビ

詳細を見る
5.05,304件
(別途非公開求人あり)
専門型
(社内SE)
おもに
首都圏・関西圏
社内SEに特化した専門転職エージェント
社内SEの転職事情に詳しいアドバイザー
平均7社以上を紹介してくれる
マイナビIT AGENT

詳細を見る
4.53,626件
(非公開求人含む)
専門型(IT)全国IT系職種に特化した総合型転職エージェント
大手企業が狙える、かつIT系アドバイザーが在籍しバランスが良い
JAC Recruitment

詳細を見る
4.5883件
(別途非公開求人あり)
総合型
(ハイクラス)
大都市圏外資系、国内大手ハイクラスの転職エージェント
利用者の多くが30代以上
doda

詳細を見る
4.28,778件総合型全国総合型転職エージェント
リクルートエージェントにせまる社内SE案件の多さ
全国をカバーし、取り扱い件数も多い。非公開求人も多数保有
WARCエージェント

詳細を見る
4.0非公開総合型
(ハイクラス)
おもに
首都圏・関西圏
成長企業の管理部門に特化した転職エージェント
取り扱う求人の平均年収が高い(約1/3が1000万円以上)

両面型エージェントなので求人企業側の事情に詳しい
登録前にアドバイザーの顔が見える安心感
KOTORA(コトラ)

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4.01,556件総合型
(ハイクラス)
大都市圏求人ごとのおすすめ年齢がわかる
業界に詳しいアドバイザーの顔・プロフィールが見える
一般に出回らないハイクラス求人が多数
リクルートエージェント
4.019,028件
(非公開求人含む)
総合型全国国内最大級の転職エージェント
全国をカバーし、取り扱い件数も多い。非公開求人10万件以上
総合サービスのため社内SE特化のサポートは期待できない
クラウドリンク
3.5309件
(別途非公開求人あり)
専門型
(社内SE)
大都市圏社内SEや自社開発エンジニアへの転職に特化
取扱求人件数は多くないが、平均12社以上を紹介してくれる
求人件数は2024年6月29日時点のものを掲載

35歳以上の方は仕事もプライベートも毎日忙しい方が非常に多い年代です。ぜひ、これらの機会損失がないように転職エージェントをうまく活用して社内SEへの転職を成功させてください。

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