【社内SEへ転職】転職サイト利用のメリット/デメリットを解説!

この記事では社内SEへの転職を目指すときに、転職エージェントではなく、転職サイトを利用するメリット/デメリットについて解説します

R35運営者の転職プロフィール
  • 情報システム部門のマネージャ職
  • 社内SE採用担当歴6年(書類選考、面接)
  • 大手SIer 10年以上の勤務経験
  • 35歳をすぎて倍率200倍の社内SEへ
  • 転職相談はX(Twitter)のDMでお気軽に!
目次

転職エージェントと転職サイトの違い

メリット/デメリットの前に、転職エージェントと転職サイトについて、かんたんに比較しておきましょう

転職エージェントと転職サイトとでは、以下のとおり転職活動の流れに違いがあります。

一言で表すと、「転職サイトの場合はすべて自分で転職活動をして、転職エージェントは代理人が一部を担当してくれる」と考えましょう。

転職エージェントと転職サイトの流れを比較
転職エージェントと転職サイトの流れを比較

転職サイトのメリット/デメリットの概要

転職エージェントと転職サイトを比較して、転職サイトを利用するメリット・デメリットは以下のとおりです。

メリットデメリット
自分のペースで転職活動ができる
応募を止められることがない
地方の求人に強い
採用のハードルがあがらない
非公開の求人情報にアクセスできない
書類作成や面接日程調整などすべて自分で行う必要がある
社内SEの業界知識を自分で調べる必要がある
転職サイト利用のメリット/デメリット
社内SE転職の転職サイトなら『doda』

社内SE求人を自分で探すなら、『doda』がおすすめです。地方を含む豊富な求人数が『doda』の強みで、地方に本社を置く大手企業の求人も多数取り扱っています。

また、将来的にアドバイザーの意見も聞きたい場合、dodaには転職エージェントサービスもあるため切り替え可能なのもおすすめの理由です。

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転職サイト利用のメリット

① 自分のペースで転職活動ができる

転職エージェントが2〜3ヶ月でアドバイザーがあなたの転職を支援してくれるのに対して、転職サイトは自分のペースで転職活動が進められます。

転職エージェントのアドバイザーに転職を急かされていると感じる人にはピッタリです。

でも、忙しくて時間が作れない人こそ、転職エージェントを使った情報収集がおすすめです

忙しくて時間を作れない人であっても、転職エージェントは利用できます。実際に、登録だけしている求職者も多数いますので、心配不要です。わたしも定期的に情報収集することがあります。詳しくは『転職エージェントに登録だけで転職しなくてもOK?注意点と流れを解説!』で解説しています。

② 応募を止められることがない

転職エージェントは求人企業から「求人にマッチした人材だけを紹介してほしい」という期待に応えるためにスクリーニングしています。

そのため、あなたのスキル/経験がマッチしないとアドバイザーが判断すると、希望する求人を紹介してくれないケースがあります。

一方、転職サイトはあなた自身が求人情報から応募する案件を選択できるため、「求人に応募できないストレスを感じずに済む」というメリットがあります。

③ 地方の求人に強い

転職エージェントは多数ありますが、最大手を除くと社内SEへの転職を専門に扱う転職エージェントは首都圏や大都市圏の求人を中心に扱っています。

一方、転職サイトは地方求人に強いメリットがあります。例えば、転職サイト『doda』で中国・四国・九州地方の社内SE求人を検索すると、450件以上の求人が見つかります(2022年8月時点)。同じ条件で転職エージェント『社内SE転職ナビ』を検索すると29件です(同上)。

地方で社内SEへの転職を目指す場合は転職サイトを併用したいところです。

④ 採用のハードルがあがらない

転職エージェントは求職者にアドバイスし、求人企業には適した人材を紹介することで報酬を得ています。求人企業にとってみると、採用にかかる費用は「転職エージェント>転職サイト」です。そのため、転職エージェント経由の採用は「厳しい目」で面接評価されると考えるべきです。

一方、転職サイトは採用コストが低めに抑えられる傾向にあるため、採用のハードルがあがりにくい点はメリットと言えるでしょう。

経営者の視点では、採用コストより雇用後のコストの方が何十倍も大きいため、上記のメリットは本質的ではありません。あくまで採用担当者レベルの視点でハードルが低めと考えましょう

転職サイト利用のデメリット

転職エージェント利用と比較して、転職サイトに「不足している」部分をデメリットとしてご紹介します

① 非公開の求人情報にアクセスできない

転職サイト最大のデメリットは「非公開求人情報にアクセスできない」という点です。

転職エージェントだけがアクセス可能な求人を「非公開求人」と呼びます。ケースによりますが、社内SE求人のうち半数以上が非公開という場合もあります。

解決策
残念ながら、非公開求人を知るすべはありません。転職エージェントへの登録が必要です。

② 書類作成や面接日程調整などすべて自分で行う必要がある

転職サイトを利用する場合のデメリットは「転職活動をすべて自前で行わなければいけない」という点です。

転職エージェントなら、専任アドバイザーがあなたの代わりに転職活動のサポート作業をしてくれます。例えば、応募書類の添削、推薦状の作成、応募手続き、面接日程の調整、面接対策(模擬面接含む)を転職エージェントは行います。

すべて自前でやる場合、「応募書類の添削」「面接対策」は合否に直結するため第三者の目でチェックしたいところです。解決策は以下の3パターンです。

解決策
① エンジニア仲間や友人に書類添削・面接対策を手伝ってもらう
② ココナラなどのクラウドソーシングで添削を依頼する
③ 転職エージェントに登録してアドバイザーのサポートを受ける

ココナラを使った書類添削や面接対策は有効な解決策になります。くわしくは『35歳以上の社内SE転職なら転職エージェント/転職サイトどっちがおすすめ?』で解説しています。

③ 社内SEの業界知識を自分で調べる必要がある

転職サイトを利用する場合のデメリットは「社内SE業界のことを自分で調べなければいけない」という点です。

IT業界に身をおいている人でも、社内SE・情報システム部門の仕事内容について正確に理解できている人は多くありません。実際に、SIerに10年以上在籍したわたしも転職前は勘違いしていた部分がありました。

さらに情報システム部門の役割は業界毎・会社毎に異なり、求められる人材も異なります。志望企業1つ1つを調べるのは大変な作業ですし、面接を受けてみてタイプが違ったということも起こりうる問題です。

解決策
① 志望企業が有名な会社なら導入事例など検索して様子を知る
② 求人情報から求められる人材を類推する
③ 転職エージェントに登録してアドバイザーから聞き出す

まとめ

この記事では、転職エージェントと比較した場合の転職サイトのメリット/デメリットを紹介しました。

メリットデメリット
自分のペースで転職活動ができる
応募を止められることがない
地方の求人に強い
採用のハードルがあがらない
非公開の求人情報にアクセスできない
書類作成や面接日程調整などすべて自分で行う必要がある
社内SEの業界知識を自分で調べる必要がある
転職サイト利用のメリット/デメリット

でも、わたしのおすすめは転職エージェントと転職サイトの併用です。くわしくは『35歳以上の社内SE転職なら転職エージェント/転職サイトどっちがおすすめ?』で解説しています。

転職エージェントのおすすめ理由
① あなたが忙しくてもアドバイザーが情報収集してくれるため
② 社内SE業界は会社によって役割が異なり調べてられない!
③ 転職エージェントは情報収集に使っても良いため
④ 業界にくわしいアドバイザーの意見がもらえるため

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