社内SEに向いている人・向いていない人の特徴6選!社内SE歴5年以上が解説!

社内SEって、どんな人が向いているんですか?

実は明確な特徴があるんです。

社内SEに向いている人の特徴
  • ITの幅広いスキル/経験を持っている、あるいは興味がある人
  • 他人のWBSに従うのではなく、自分でゴールが設定できる
  • 技術だけでなく、業務知識・管理スキルにも興味がある人
  • マルチタスクができる人
  • 同じメンバーで長期間働ける人、コミュニケーションが苦にならない
  • どう作るかより、何を作るかを考えるのが好きな人

わたしは社内SEに転職して5年以上が経過し、多くの社内SEを見てきました。また、社内SEという仕事に合っている人・合っておらず苦しそうな人も見てきました。社内SEに転職してから後悔しないよう、求められるスキルや経験に沿って向き不向きの特徴を解説します。

R35 管理者の転職プロフィール
  • ITエンジニア職の中途採用を担当(書類選考、面接)
  • 文系大卒業後、国内大手SIerに就職
  • MBAでマネジメントやHR領域を学ぶ
  • 35歳をすぎて倍率200倍の私立大学職員へ転職成功
  • 情報システム部門で管理職&プロジェクトマネージャ
目次

社内SEの仕事内容

社内SEとは、企業や組織の中の情報システムに関わる企画・計画・導入/構築・保守/運用までを担当するシステムエンジニアのことです。

社内SEの仕事内容は企業や組織によってその役割分担が異なります。例えば、プログラミングまで社内SEが行う(内製する)場合もあれば、システム企画と導入プロジェクト管理だけという場合もあります。ここでは概ねつぎのような業務を行うんだという理解でOKです。

  1. システム戦略策定
  2. システム企画
  3. システム導入(システム開発含む)
  4. システム保守/運用
  5. PC等のIT資産管理
  6. ネットワークインフラ管理
  7. システム導入効果の評価
  8. 情報セキュリティ関連
  9. システムやPC、ネットワークのヘルプデスク
  10. デジタルトランスフォーメーション推進
  11. システム監査対応

さらに、情報システム部門の役割は企業によって大きく異なります。例えば、すべて自前主義の情報システム部門もあれば、企画とシステム導入以外は委託するケースもあります。このあたりは『35歳以上が書類通過率アップしたいなら、『社内SEのタイプ』を分類しよう!』を参考にしてください。

なお、社内SEがどのような仕事をしているのか?どんな職場なのか?気になる方は『【転職前必見】情報システム部門の実態調査からわかる転職の狙い目!』を参考にしてみてください。

特徴① 幅広いITスキル vs 特定領域を一点突破

社内SEにはITの幅広いスキルと経験が求められます。

なぜなら、情報システム部門はコスト部門のため、潤沢に要員を抱えているケースが稀で1人の社内SEが複数の領域を担当するからです。さらに、すべて自前で完結するよりも一部を外部委託するケースが多いため、深いスキルよりも「浅くてもいいから広くカバーしてほしい」というニーズがあります。

ITエンジニアとして、特定領域を一点突破で極めていきたい人には不向きな職種と言えます。一方で、SIerなどでプログラミングから要件定義、プロジェクトマネジメントやセキュリティまで幅広く対応してきた経験を持っている人には向いている職種と言えます。

特徴② 自分のゴールは誰が設定する?

社内SEには自分でゴールを設定し、計画を立てる力が求められます。そのため、例えばSIerに勤務してプロマネが立てたマスタスケジュールとWBSに沿ってゴールに向かうのが得意な人よりも、自分でゴール設定できる人の方が向いています。

さらに、社内SEはSIerやSESと比較して「急ぎじゃないけど、重要な仕事」が多くあります。

  1. システム性能改善
  2. ヘルプデスクの一次回答率調査とその改善
  3. システム導入の投資対効果の調査
  4. 人員計画
  5. システム化の中長期計画の策定

自分から立案しなければWBSにも入っていませんし、その仕事をしないと上司に怒られるものではありません。そのため、自分に甘いとずるずると時間だけがすぎて、問題が大きくなるまで放置されます。こういった問題を自分で見つけて、自分でゴールを設定し、計画できる人なら社内SEに向いていると言えます。

特徴③ 業界で生きるか?技術で生きるか?

ITエンジニアの中には「技術だけで飯を食っていきたい」という人がいます。でも組織に属するよりも技術に属するというタイプの方には社内SEは向かないでしょう。

社内SEは技術ではなく、所属する業界で食っていく、あるいは管理能力で食っていくと言えます。例えば、卸売業界なら在庫管理・受発注管理という業務領域の知識を貪欲に習得することで、卸売業界の情シスならどこでもやっていけるエンジニアを目指すイメージです。

あるいは、業界ではなく管理能力や業務改革のスキル/経験を軸にして食っていくという人もいます。さまざまな業界の情シス部門を渡り歩き、変革を伴うシステム導入を成功させていくような人材です。

特徴④ マルチタスク vs シングルタスク

社内SEには、ほぼ例外なくマルチタスクを高いレベルで処理する力が求められます。

繰り返しになりますが、情報システム部門はコスト部門のため、潤沢に要員を抱えているケースが稀です。そのため社内SEはマルチタスクで複数の案件を並行して担当し、さらに現行システムも運用するというマルチタスク能力が必要なのです。

わたし自身、過去に10件の案件を同時並行で担当(新規システム企画2件、システム導入4件、システム運用2件、学内研修準備1件、情報セキュリティ事故の1次対応者を担当)していました。さらに一般的な相談や問い合わせも並行してやっていました。この量なので当然、システム導入とシステム運用はベンダーコントロールが中心になります。

10案件が目安というわけではありませんが、マルチタスクがとにかく苦手という方は社内SEの業務が辛いと感じるかもしれません。

特徴⑤ メンバーは固定がいい?変動がいい?

長期間同じメンバーで仕事するのが苦手という方は、ざんねんながら社内SEは向いていないかもしれません。というのも、情報システム部門は入社すると長期間同じ部署に所属する傾向があり、メンバー変化が少ない部署だからです。この傾向はIIJの『全国情シス実態調査レポート2021』でも明らかになっています。異動事情が気になる方は『【転職前必見】情報システム部門の実態調査からわかる転職の狙い目!』を参照してください。

一方で、周囲との人間関係を良好に保てる方にとっては、安定した環境で高いパフォーマンスを維持しやすい、働きやすい環境と言えます。あるいは、SIerでプロジェクトが変わるたびに毎回人間関係を構築するのが面倒と感じている人にも向いていると言えます。

特徴⑥ 何を作るか?どう作るか?

そして、社内SEとSIer・SESエンジニアの最大の違いは「何を作るか考える人」と「どう作るかを考える人」の違いです。これは完全に個人の好みの問題です。どちらか一方が正しいとか、優劣があるという問題ではありません。

一般的にSIerは顧客と一緒に要件定義をして、そのシステムをいかにQCD(品質・コスト・納期)を担保しながら提供するかを考えます。つまり、どう作るのかを考えることになります。

一方、社内SEはどう作るかをベンダーへ委託する場合、「何を作るのか?」「何を作ればビジネスに貢献できるのか?コストダウンできるのか?顧客満足につながるのか?」を考えます。

そもそもITエンジニアに向いてない人

「社内SE 向いていない」と検索すると、多くの記事がヒットします。それらの中には、つぎのような特徴が書かれているものもありました。

「社内SE 向いていない人」の例
  1. 新しいこと・変化が苦手
  2. 調整が苦手
  3. 論理的思考が苦手
  4. 厳しい折衝が苦手

SIerに10年以上・社内SEに5年以上在籍した立場で言うと、上記の特徴の人は、「社内SE」に限らず、「ITエンジニア」にはあまり向いていないかもしれません。変化についていく必要がある職種ですし、調整や折衝から無縁なITエンジニアなど見たことがありません。

まとめ

この記事では、SIerに10年以上・社内SEとして情報システム部門に5年以上在籍した立場で、社内SEに向いている人・向いていない人の特徴を以下のとおりそれぞれ6つ紹介しました。

社内SEが向いている人・向いていない人の特徴6選

もしも社内SEの仕事に興味があり、あなたが「向いている」タイプなら、まずは転職市場の調査からスタートすることをおすすめします。情報システム部門の役割は企業によって大きく異なるので、社内SE専門の転職エージェントが特におすすめです。カジュアル面談(無料)を通じて、あなたのスキル/経験に合ったタイプの企業の求人状況を教えてくれます。

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