【辞めたい・つらい】ひとり情シスの回避方法を解説!間違えない社内SEへの転職

ひとり情シスで仕事の負担が高くて辞めたい…

ひとり情シスは「すべて1人でやらないといけない」という以外にもつらさがありますよね!

データによるとひとり情シスは増加傾向にあり、さらに経験年数が3年未満の「ジュニアひとり情シス」が増えていると言われています。この記事ではひとり情シスのつらさを分類し、解消方法として「ひとり情シスを選んでしまわない方法」「大手へ転職する方法」について解説します。

この記事をおすすめしたい方
  • 現在、ひとり情シスでお悩みの方
  • ひとり情シスを辞めたいと考えている方
  • これから社内SEへの転職を考えている方
目次

ひとり情シスとは?

「ひとり情シス」とは、その名のとおり情報システムの担当者が社内に1人(あるいは2〜3人など少人数)しかいない状態を指します。

情報システム部門の仕事は下記のとおり多岐にわたりますが、それをすべて1人で行うのが「ひとり情シス」です。本来、一定規模の会社なら情報システム部門がこれらの仕事を行います。大企業の場合、100名単位の情報システム部門もあります。

  1. システム戦略策定
  2. システム企画
  3. システム導入(システム開発含む)
  4. システム保守/運用
  5. PC等のIT資産管理
  6. ネットワークインフラ管理
  7. システム導入効果の評価
  8. 情報セキュリティ関連
  9. システムやPC、ネットワークのヘルプデスク
  10. デジタルトランスフォーメーション推進
  11. システム監査対応

ひとり情シスってどれくらいいるの?

従業員数100名未満の会社の40%がひとり情シスです。
501-1,000名規模の会社でも約15%の情シスが1〜2名です

日本の情シスの全容はIIJの調査『全国情シス実態調査レポート』で把握できます。詳細が気になる方は『【転職前必見】情報システム部門の実態調査からわかる転職の狙い目!』をごらんください。

ひとり情シスがつらい理由

これだけたくさんの仕事を社内でたった1人で担当するひとり情シスはつらい立場です。ひとり情シスの大変さ・つらさは以下の3つに分類できます。

ひとり情シスがつらい理由の分類
① キャリア・スキル面のつらさ
② 会社や上司に理解されないつらさ
③ 労働環境面のつらさ

① キャリア・スキル面のつらさ

幅広いスキルを1人でカバーしなければいけない

情報システム部門の役割は幅広く、それらをたった1人でカバーするにはスキルと経験が必要です。

「外部業者へ委託すればいいじゃないか」と言う人もいますが、知識や経験がなければ高いか安いかもわからず、あとで追加費用が発生するなどトラブルに巻き込まれるリスクが高まります。その責任を問われるのもひとり情シスなのです。

先輩社員がいないので教えてもらえない

ひとり情シスだと先輩のITエンジニアがおらず、知らないことを聞ける人もいません。

例えば、ある朝ネットワーク障害で社内でインターネットもファイルサーバも使えないという事態が発生したとしても、対処方法は誰も教えてくれません。ネットワーク障害のさまざまな原因が考えられますが、それを見つけて対処するのもすべて「ひとり情シス」の役割なのです。

中長期的な視点に立っても、計画的にスキルアップを考えてくれる人がいないのは経験が浅いITエンジニアにとってつらい立場であると言えます。

② 会社や上司に理解されないつらさ

上司が非ITエンジニアなので仕事が理解されない

システムもネットワークインフラも非常に高価です。なくてはならないものですが、それらは大きな利益を産み出すわけではないコストであるため、非ITエンジニアである経営者や上司は「なぜ、こんなに高いの?」となるわけです。

ひとり情シスはそれらをひとつひとつ説明することを求められます。他社のITエンジニアがキラキラして見えるのもうなずけますよね。

増員が見込めない

「ひとり情シス」が発生する理由は、①そもそも社員が少ない、②社員数はいるが経営者がITへの投資に消極的のいずれかに大別できます。

IT投資に消極的な会社はITへの理解が低く、今後も増員は見込めません。出口のない戦いほどつらいものはありません。

業務が属人化し責任を負わされるリスクが高い

ひとり情シスはシステム管理や保守の仕事を他の人に頼むことができません。社内で自分にしかできない仕事なのです。

久しぶりの有給休暇であってもシステムトラブルが発生すればあなたに連絡が入ります。属人化した仕事なのでなにが起きてもすべて「ひとり情シス」の担当者が責任を問われるのです。

③ 労働環境面のつらさ

テレワークが実施しにくい

ネットワークインフラの保守・運用は「ひとり情シス」の仕事のど真ん中です。ネットワークトラブルがあると遠隔地で対処するのが難しいため、ひとり情シスの人はテレワークがしにくい環境と言えます。

業務負荷が高い

非常に幅広い範囲をカバーするため、「ひとり情シス」は業務負担が非常に高いと言えます。実際にひとり情シスである複数の知人は毎日遅くまで仕事に追われています。

業務負荷が慢性的に高いと、いざというときの戦力にも不安があります。新システム導入の真っ只中にネットワーク機器のトラブルが発生、さらに情報漏えい事故が発生するととても1人では対処できません。

忙しすぎて本来の業務ができない

業務負荷が慢性的に高いと、本来情報システム部門がやるべき仕事の優先度はどんどん下がります。

本来は業務効率化やデジタル・トランスフォーメーション(DX)を実現したいのに、システム運用や問い合わせ業務に忙殺され、1年経った頃に経営者や上司から「うちのITは遅れている」とお叱りを受けるということが実際にあるんです。

これまでのひとり情シスキャリアは評価されるか?

今までひとり情シスだったキャリアって転職で評価されるの?

はい、幅広く対応してきた経験は高く評価されますよ!
でも専門性を要求される求人は厳しいかもしれません

まず、ひとり情シスとしてネットワークやサーバ管理、アプリケーション導入、端末管理、情報セキュリティ対策など幅広く対応してきたスキル/経験は高く評価されます。

なかでも、以下のスキルは社内SEへの転職で非常に高く評価されます。社内SEの転職市場に多くないためです。

評価されるスキ/経験
① ネットワーク・サーバなどのインフラエンジニア
② セキュリティエンジニア
③ BPRをともなう基幹システム入れ替えを推進した経験
④ DX推進をリードした経験

インフラエンジニアに加えて、近年はセキュリティエンジニアはどこも不足しています。さらにBPRやDXのために業務部門との折衝を経験を持つ社内SEは希少価値が高く、実際に中途採用選考で何百人の経歴書を見てきましたが、社内SEの立場でBPRやDX推進の経験を持つ人は10名中2〜3名くらいです。

重要なのはあなたのスキル/経験にマッチするタイプの情報システム部門を見極めることです。

情報システム部門は企業によって役割が大きく異なります。この点は『35歳以上が書類通過率アップしたいなら、『社内SEのタイプ』を分類しよう!』でくわしく解説しているので、効率よく転職活動を行うなら見ておいて損はありません。

転職でひとり情シスを回避する方法

ここからは「転職でひとり情シスを脱出したい!」という人向けにその方法を解説します

ひとり情シスを回避する方法
① 大手企業への転職を狙う
② 求人情報から推測する
③ 転職エージェントに相談する
④ 面接でストレートに確認する

方法① 大手企業への転職を狙う

繰り返しになりますが、中小規模の企業はひとり情シスの可能性が非常に高いため、ひとり情シスを回避するなら大手企業への転職を目指すべきでしょう。

そんなかんたんに大手企業に転職できないよね

競争倍率は高いのですが、ひとり情シスから大手へ転職した社内SEさんは大勢いますよ

ポイントは「数撃ちゃ当たる」ではなく「自分の強みにマッチした情報システム部門を探す」にかぎります。その方法については『大手企業の社内SEに転職しよう!大手への転職成功のポイントを解説!

また、大手企業ほど保有資格への加点が強いと感じます。これは大手ほど採用担当者が言い訳を作りがちだからです。採用後にもしも能力を発揮できなかった場合でも「あの資格を持っているってことは、ある程度力があると思って採用した」という言い訳になります。

社内SEへの転職時に有利な資格試験は『管理職経験も専門性もない!35歳以上の社内SE転職志望者の狙い目資格4選!』で採用担当者の立場で紹介しています。

方法② 求人情報から推測する

つぎに、社内SEの求人情報をしっかりと読み込むことをおすすめします。1,000名規模の会社でも15%程度は1〜2人で情シスを回しているケースがあるので、会社規模だけで判断するのは危険だからです。

求人情報のどこを見ればいいの?

仕事内容や期待されることに着目しましょう

注意すべきキーワード
① 戦略立案から構築、運用までおまかせ
② インフラからアプリ、セキュリティまで
③ 業務効率化につながるICT施策全般
④ 一気通貫で経験できる

幅広い工程や幅広い領域を求める求人は「ひとり情シス」である可能性が高まるので、回避するのが得策だと覚えておきましょう。

方法③ 転職エージェントに相談する

さらにひとり情シスの回避率を高めたい場合は、転職エージェントを活用することをおすすめします。

なぜなら、転職エージェントは企業が求人を出すときに中途採用者への期待や役割をヒアリングしており、情報システム部門の現状について把握しているからです。

転職エージェントに登録すると志望企業に関する面談があります。そのときに「ひとり情シスは避けたい」とストレートに伝えることで間違いなく回避できます。

ひとり情シスの回避だけではなく、35歳以上の方が効率よく転職活動をするなら転職エージェントの活用は欠かせません。あなたの代わりに情報収集をしてくれますし、書類選考や面接の対策も転職エージェントが行ってくれるからです。転職エージェントを利用したからといって必ず転職しなければいけないということはありませんので安心して利用できます。

方法④ 面接でストレートに確認する

もっとも確実な方法は転職面接でストレートに志望企業側へ確認することです。

35歳以上の中途採用面接には必ずと言っていいほど、現場(情報システム部門)の責任者が面接官を務めます。そこでストレートに「御社の情報システム部門の役割と人数を教えてください」と確認すると良いでしょう。

面接で注意すべき隠れひとり情シス
① 情シスの責任者が面接に現れない
② 情シスの責任者がITに詳しくない
③ 明確に回答してくれない

面接に現場責任者が出てこない企業は入社後のミスマッチが起きやすいので避けるべきでしょう。また、情報システム部門の責任者がITに詳しくない(例 総務部長が責任者)という場合、IT組織が小さく1〜2名程度しかいないことが予想されます。

まとめ

この記事では、現在「ひとり情シス」として苦労されている方が確実にひとり情シスを回避した転職を実現するための方法について、社内SEの中途採用選考担当の立場で解説しました。

ひとり情シスには大きく分けて、つぎのようなつらさがあります。

ひとり情シスがつらい理由の分類
① キャリア・スキル面のつらさ
② 会社や上司に理解されないつらさ
③ 労働環境面のつらさ

ひとり情シスは比較的中小規模の企業に多く、そのキャリアで大手企業に転職することをためらったり、具体的に行動しない人がいます。でもひとり情シスのキャリアは大手企業や大企業においても高く評価されるのでチャレンジする

具体的にひとり情シスを回避する方法としてつぎの4つをご紹介しました。どれも完璧な方法ではありませんが、併用することで回避率を確実に高めることが可能です。

ひとり情シスを回避する方法
① 大手企業への転職を狙う
② 求人情報から推測する
③ 転職エージェントに相談する
④ 面接でストレートに確認する

「④ 面接で志望企業にストレートに確認する」のがもっとも確実な方法です。ただ、そこにたどり着くまでに書類選考や面接の準備が必要なため非効率なのが難点です。

それよりも「③ 転職エージェントに相談する」であれば無料ですぐに利用できる点でより効率的と言えるでしょう。35歳以上の方が効率的に社内SEへの転職を目指すなら転職エージェントの活用が欠かせません。おすすめの転職エージェントを載せていますので、利用される方は参考にしてください。

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