新卒就活に失敗してもITエンジニアならその後社内SE転職でリベンジ可能!

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日本の労働市場において「新卒就活に成功/失敗」は、その後の仕事人生においてかなり重要な要素の1つです。IT業界の場合、20代・30代にどんな経験をしたかが転職に大きく影響します。

新卒就活に失敗したら、SIerや自社サービス開発エンジニアへ転職は厳しいですか?

残念ながら、IT業界内でSIerへ転職できるのはごくわずかです。
でも社内SEへの転職なら十分可能性がありますよ

この記事では、新卒就活で憧れの企業への就職に失敗して、ITエンジニアになった人には社内SEとして転職できる再挑戦のチャンスがある、という話をします。

R35運営者の転職プロフィール
  • 現在、情報システム部門でマネージャ職
  • 社内SE採用担当歴6年(書類選考、面接)
  • 大手SIer 10年以上の勤務経験
  • 35歳をすぎて倍率200倍の社内SEへ
  • 転職相談はツイッターのDMでお気軽に!
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新卒就活に失敗するとどうなるか?

新卒採用の評価基準は「大学の偏差値」「在学中に主体的な活動」「コミュニケーション力の高さ」といった点があげられます。表立っては言いませんが「学歴フィルター」をかける大企業は多くあります。

憧れの大企業の総合職への就職に失敗した人の中には、SIerや客先常駐SES企業へ就職するケースが多くあります。SIerは近年人気があり高倍率ですが、客先常駐型のSES企業は比較的入りやすいのが実態です。

SESエンジニアという働き方には、待遇やキャリア、安定しない職場環境に不満をもっている方も多いようです。そのあたりは『【辞めたい】客先常駐SESに疲れたあなたには社内SE転職が最適!』で詳しく紹介しています。

SESで3次・4次請けから1次請け(SIer)に転職可能か?

もしも、SESエンジニアとして不満があった場合、IT業界の中で給与・待遇の改善が見込めるSIerや外資系コンサル・外資系ITベンダーへかんたんに転職できるのでしょうか?

客先常駐SESの3次請け以降のITエンジニアがSIerへ転職するハードルは正直に言うとかなり高いと言えます。つまり、IT業界の中で新卒就活に失敗すると、IT業界内で這い上がるのが難しい構造があるんです。

SESからSIerへの転職が難しい理由
① SIerが求めるスキルはどこも似ていて、局地戦ができない
② プロジェクトマネジメントスキルを求められると勝てない

① SIerが求めるスキルはどこも似ていて、局地戦ができない

SIerの中途採用求人情報を見ると、おわかりいただけるのですが、SIerの求人はどこも似ています。最終的には「プロジェクトマネジメント」「要件定義スキル」「Java、Python、C++の開発経験」のように一般的なスキル/経験を求められる「総力戦」になります。

あなたの尖った部分(例えば、販売管理システムの開発・保守に長く携わった)で勝負する「局地戦」が効きにくいのがSIerや外資系ITベンダーの中途採用選考です。

② プロジェクトマネジメントスキルを求められると勝てない

SIerが中途採用者に期待するスキル/経験のうち「プロジェクトマネジメントスキル」は最重要スキルと言えます。これは、SIerが2次請け・3次請けを使って大型プロジェクトをマネジメントすることで利益をあげているビジネスモデルに起因します。

では、客先常駐が長かったSESエンジニアのうち、プロジェクトマネジメントを売りにできる人がどれだけいるでしょうか?IT業界で約20年間多くのSESエンジニアに会ってきましたが、プロジェクトマネジメントスキルが高いと判断できるSESエンジニアはわずかでした。(自分のことを棚にあげてすみません…)

プロジェクトマネジメントのスキル/経験があれば、採用される可能性は十分にあるのですが、中途採用のライバルたちに勝るほどのスキル/経験となるとかなりかぎられます。

SESから社内SEへの転職が有利な理由

でも、客先常駐SESエンジニアから社内SEへの転職なら、いくつも有利な点があります。

SESから社内SEへの転職が有利な理由
① 局地戦で戦える求人もある
② プロジェクトマネジメント経験は小規模でOK
③ 幅広く・なんでもできるスキルが評価されやすい

① 局地戦で戦える求人もある

SIerや外資系ITコンサルが中途採用で求めるスキルが「プロジェクトマネジメント」「要件定義スキル」「Java、Python、C++の開発経験」など一般的なスキル(=総力戦)であるのに対して、社内SEが中途採用で求めるスキルは企業によってまちまちです。

このあたりは企業の情報システム部門のタイプ分類によりますが、求められるスキルは幅広く、あなたのこれまでのスキル/経験にばっちりマッチする場合、局地戦で戦うことが可能です。

② プロジェクトマネジメント経験は大規模じゃなくてもOK

さらに、SIerや外資系ITコンサルが大型プロジェクトのマネジメント経験を求めるのに対して、社内SEは大型ではない小型のプロジェクトのマネジメントやリーダーを務めた経験でも十分に評価してくれます。

これも企業の情報システム部門のタイプ分類によるのですが、例えば外部委託先のコントロールが業務の中心である場合、あなた自身にプロジェクトマネージャの経験が豊富である必要はありません。

③ 幅広く・なんでもできるスキルが評価されやすい

さらに、企業によっては情報システム部門の社内SEに「なんでも屋さん」を求める企業も多数あります。これは社内SEが慢性的な人手不足であることにも起因しています。

その結果、SIerや客先常駐SESのITエンジニアとして、幅広いスキル/経験があるキャリアがアピールしやすいと言えます。

社内SEなら給与・待遇が改善可能!

IT業界を離れて、社内SEになったら給与・待遇は改善されるの?

もちろん、企業によって給与も待遇も労働環境もまちまちです。
でも総じて、ITエンジニアの中で社内SEの評価は高いんですよ。

社内SEは残業が少なく、給与水準の高い業界の大企業なら待遇が良いなどメリットが多数あります。他にも本社勤務であることが多く労働環境が良い転勤の心配が少ないといったメリットをあげる人もいます。

SESから社内SEへの転職はどうすればいいか?

そんなに社内SEが良いなら、転職活動してみようかな

転職活動してみるなら、つぎの流れが効率的ですよ

まず、情報収集からはじめましょう。転職サイトをのぞいてみるのもいいですし、転職エージェントに登録してキャリアアドバイザーに相談すると、アドバイザーが情報提供してくれるので便利です。

情報が集まったら、求人情報の中で志望企業の情報システム部門がどんなタイプなのか分類しましょう。繰り返しになりますが、情シスは企業によってタイプがあり、それぞれ求められるスキルが異なるので、情報システム部門のタイプ分類は今後の転職活動で非常に重要です。

タイプ分類ができたら、書類選考・面接対策へと進みましょう。たくさん応募するのではなく、しっかりと戦略をねってから狙い撃ちするように準備と対策をしましょう。

まとめ

この記事では、新卒就活で憧れの企業への就職に失敗して、ITエンジニアになった人に向けて、社内SEとして転職できる再挑戦のチャンスがある、という話をしました。

新卒就活と中途採用では評価基準がまったく異なります。そしてITエンジニア・システムエンジニアとして研修や経験を積んだ方なら、憧れの企業に社内SEとして転職するチャンスがあります。

SIerやSESでスキル/経験を積んだITエンジニア・システムエンジニアには社内SEへの転職がぴったりマッチします。もしも現在転職を検討されている場合は、検討してみると意外と合格の可能性があるかもしれません。

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求人件数は2023年5月5日時点のものを掲載

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