【残業なし・少ない】社内SE企業ランキング50社!プライベート優先なら要チェック!

社内SEに転職する理由は「残業が少ない」から。
その一点に絞って志望企業を選びたい

ライフワークバランスを重視したいということですよね
でも「残業時間」だけじゃなく「有給消化率」や「転勤リスク」はどうですか?

ワークライフバランスを重視した転職では残業を含め、以下①〜④のポイントを押さえて志望企業を探す必要があります。この記事ではおすすめしたい企業を50社ランキングでリストアップしてご紹介します。

ワークライフバランス重視の求人のポイント
① 残業時間(公表値とクチコミ)
② 有給消化率
③ 転勤リスク
④ 年収

R35運営者の転職プロフィール
  • 情報システム部門のマネージャ職
  • 社内SE採用担当歴6年(書類選考、面接)
  • 大手SIer 10年以上の勤務経験
  • 35歳をすぎて倍率200倍の社内SEへ
  • 転職相談はX(Twitter)のDMでお気軽に!
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サービス名おすすめ度社内SE
求人件数
総合/専門エリア特徴
レバテックキャリア

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5.01,400件
(別途非公開求人あり)
専門型(IT)全国IT業界出身のアドバイザーが多数在籍
サポートが手厚いことで評判
企業情報アップデート頻度が高
、採用ミスマッチを予防
社内SE転職ナビ

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5.04,157件
(別途非公開求人あり)
専門型
(社内SE)
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首都圏・関西圏
社内SEに特化した専門転職エージェント
社内SEの転職事情に詳しいアドバイザー
平均7社以上を紹介してくれる
マイナビIT AGENT

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4.53,451件
(非公開求人含む)
専門型(IT)全国IT系職種に特化した総合型転職エージェント
大手企業が狙える、かつIT系アドバイザーが在籍しバランスが良い
JAC Recruitment

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(別途非公開求人あり)
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(ハイクラス)
大都市圏外資系、国内大手ハイクラスの転職エージェント
利用者の多くが30代以上
doda

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リクルートエージェントにせまる社内SE案件の多さ
全国をカバーし、取り扱い件数も多い。非公開求人も多数保有
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(ハイクラス)
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成長企業の管理部門に特化した転職エージェント
取り扱う求人の平均年収が高い(約1/3が1000万円以上)

両面型エージェントなので求人企業側の事情に詳しい
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リクルートエージェント
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全国をカバーし、取り扱い件数も多い。非公開求人10万件以上
総合サービスのため社内SE特化のサポートは期待できない
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3.5309件
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取扱求人件数は多くないが、平均12社以上を紹介してくれる
求人件数は2024年4月14日時点のものを掲載
目次

気になる社内SEの平均残業時間は?

社内SEの平均残業時間は『21.5時間』というデータがあります。

これはdodaの調査『残業が少ない仕事・多い仕事は?平均残業時間ランキング【94職種別】』(2023年公開)で結果が公表されています。これはIT/通信エンジニアの11職種中4番目に少ない数字です。

ちなみに、2022年に公表されたデータでは平均残業時間は17.0時間、IT/通信系エンジニア職種の中では残業の少なさは1位でした。

引用:doda『残業が少ない仕事・多い仕事は?平均残業時間ランキング【94職種別】』(2023年1月16日)

残業時間が多い業種は?

業種によっても残業の多い/少ないがあります。さらに、給与が支払われない残業(=サービス残業)という悪しき風習が蔓延している業種があるのも事実です。

少し古いデータ(2018年)ですが、以下は業種別の「平均残業時間」と「サービス残業率」をマッピングした図です。

残業が少なめで、サービス残業率が低い産業・業種は「製造業」「金融業・保険業」と言えそうです。

引用:パーソル総合研究所『業種・職種別残業実態マップ──どの業種が、どのくらい働いているのか』(2018年3月12日)

残業時間は直近10年間で現象し続けていますが、それは業界によって大きく異なります。業界別の残業時間についてはOpenWorkの『10年間で日本の働き方はどう変わったのか』で詳しく紹介されています。

引用:『10年間で日本の働き方はどう変わったのか』OpenWork

残業時間が減ったら何ができる?

SIerやSESでは残業時間が40時間、60時間という声もいまだに聞かれますが、社内SEに転職して残業時間が減るとどのような変化があるのでしょうか?

例として、前職のSIerで毎月50〜60時間(多い月は80時間)だった私の変化をご紹介します。

実際に残業時間が減ってやったこと
① 家族・友人との時間が増える
② 睡眠時間が増える
③ 資格取得などの自己投資に使える
④ 副業など生活をさらに安定させられる

大学の社内SEに転職して残業時間は10〜20時間になったため、毎月40時間(年間約500時間!)が自分のものになりました。

それまで十分に時間が使えなかった子どもとの時間に充てることができます。そして、それまで睡眠時間を削って勉強していましたが、勉強時間が取れたことで睡眠時間も十分確保できるようになりました。

さらに、現在はブログやX(旧Twitter)での情報発信に時間が使えるため、安定した副収入を得られるまでになりました。年間500時間というのは生活と将来を大きく変えるには十分な時間と言えます。

求めるのは残業時間だけ?

でも「残業時間」だけで会社を選んでいいわけないですよね

ライフワークバランスを重視したい人なら、それ以外にもチェックすべきポイントがいくつかあります。

① 有給休暇消化率

残業が少ないだけでなく、有給消化率も高い会社を選びたいですね。自由に有給休暇が取得できれば、まとまった休みで旅行したり、子どもの運動会などのイベントに参加できます。

② 転勤のリスクの低さ

安定した生活基盤にとっての敵は転職リスクです。

事業所が全国各地にある会社は転勤リスクが高く、少なければ転勤リスクが低くなります。すべての事業所に情シスがなくても、拠点があれば転勤の可能性はゼロではありません。

③ 高めの年収

残業時間や有給休暇を重視しても、年収は大きな要素の1つです。「残業も有休もいい感じ、でも年収も妥協はしたくない」という方向けのランキングを今回はご紹介します。

なお、年収を最重要ポイントにして社内SE転職したい方は『社内SEホワイト優良企業ランキングトップ100!6つのポイントで解説』をご確認ください。

残業が少ない企業ランキング

ランキングの算出方法

ランキングは5つの観点に沿ってスコア化したうえで、総合スコアが高い企業でランキングしました。

東洋経済オンライン『「残業が少ないのに年収が高い」100社ランキング』にランクインした企業100社に対して、openworkのクチコミ情報(残業時間、有給消化率)を付加しています。

転勤リスクは各社の公式WEBサイトで拠点数を確認し少ないほど高いスコアをつけています。最後に年収情報を加えて、総合スコア順に並べています。

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評価観点スコア算出方法・データ出所
残業の少なさ20スコア=20 – 公表された残業時間 で算出
出所:東洋経済オンライン『「残業が少ないのに年収が高い」100社ランキング
残業の少なさ
(クチコミ)
20東洋経済オンラインで公表された残業時間とopenworkのクチコミ残業時間の差から算出
スコア20=5時間未満
スコア15=5時間以上〜10時間未満
スコア10=10時間以上〜20時間未満
スコア 0=20時間以上
出所:openwork
有給消化率20スコア=openworkのクチコミ有給消化率×20
出所:openwork
定住20各社の拠点数から算出
スコア20=1〜5拠点
スコア16=6〜10拠点
スコア14=11〜20拠点
スコア12=21〜50拠点
スコア10=51拠点以上
出所:各社公式WEBサイト
年収20スコア=20×ランキングの最上位年収(1064万円)に対する割合
出所:東洋経済オンライン『「残業が少ないのに年収が高い」100社ランキング
合計100
出所データはすべて2023年10月5日〜10月9日に筆者が集計。openworkで同定できない企業はランキングから排除。

ランキング結果

上記の独自算出方法にしたがって作成した「残業が少ないライフワーク重視企業ランキング50」がこちらです!

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順位企業名残業
(単位:時間)
残業クチコミ
(単位:時間)
有給消化率
定住
(スコア)
年収総合点
(スコア)
1若井産業0.13.378.8%20739万円89.6
2丸石製薬3.84.268.5%20805万円85.0
3セントラル短資9.55.184.9%20810万円82.7
4東京ドーム2.910.177.0%20808万円82.7
5フジ日本精糖3.70.948.9%20753万円80.2
6日本製紙パピリア8.311.983.5%16750万円78.5
7森村商事9.513.854.9%20904万円78.5
8タキロンシーアイ7.110.082.6%14795万円78.4
9JCU6.39.962.2%16843万円78.0
10紀陽銀行6.59.979.8%14744万円77.4
11日清紡ホールディングス4.211.660.6%20770万円77.4
12グンゼ5.213.361.1%20728万円75.7
13サンリオ5.912.861.9%20731万円75.2
14サムティ8.49.658.7%16830万円74.9
15NTT・TCリース8.516.0100.0%14758万円74.7
16OATアグリオ5.57.750.5%16748万円74.7
17東洋インキSCホールディングス6.613.556.5%20779万円74.3
18三洋化成工業4.89.652.2%14782万円74.3
19アステラス製薬5.523.767.4%161064万円74.0
20ピジョン8.49.466.0%14802万円73.9
21セントラル硝子9.312.660.4%16791万円73.6
22日曹商事10.07.865.9%16732万円72.9
23FJネクストホールディングス3.222.260.3%20746万円72.9
24エバラ食品工業5.010.373.9%14718万円72.3
25セイコーインスツル6.215.466.0%16735万円71.8
26伊藤忠エネクス8.517.072.5%12978万円71.4
27伊予銀行4.412.770.0%10865万円70.9
28クレディセゾン8.716.967.3%16776万円70.3
29大日精化工業4.612.962.5%14707万円70.2
30オートバックスセブン6.115.056.5%16744万円70.2
31アマノ5.214.833.8%20712万円69.9
32カルビー9.216.868.3%14879万円69.9
33ヤクルト本社9.018.255.7%16889万円69.9
34花王グループカスタマー
マーケティング
9.317.670.8%16711万円69.2
35第四北越銀行6.514.483.0%10751万円69.2
36オー・ジー5.812.956.3%14782万円69.2
37オイレス工業8.713.872.5%14739万円68.7
38日本曹達7.512.767.1%14723万円68.5
39北海道銀行10.014.372.9%10738万円68.5
40ミネベアミツミ2.517.857.2%16714万円68.4
41フィンテック グローバル8.023.151.9%20798万円67.4
42CBC6.420.159.4%14951万円67.4
43リンクレア7.52451.2%20767万円67.2
44関西ペイント6.120.461.8%16783万円67.0
45三愛オブリ2.119.257.9%12814万円66.8
46松竹6.124.161.7%16773万円66.8
47大銑産業7.214.257.2%14712万円66.6
48三井住友ファイナンス&リース8.425.879.0%12887万円66.1
49三菱鉛筆9.527.756.4%20745万円65.8
50アイシン9.921.192.0%12797万円65.5

残業が少ない求人を探すときの注意点

注意点① 求人票のチェックポイント

転職サイトや転職エージェントから紹介された求人票のうち、以下は確実にチェックしておきましょう。

求人票のチェックポイント
① 残業時間や年間休日数、有休消化率を確認する
② フレックスタイムの有無
③ テレワーク制度の有無
④ 育児休暇・介護休暇の有無

注意点② みなし残業は風土に要注意

みなし残業とは、毎月残業が発生することを見込んで固定額を残業代として支給する制度です。企業側にとっては一定時間内であれば残業代の計算が楽になるため、導入している企業も少なくありません。

一方、「みなし残業代が払われているのだから残業するのは当たり前」という職場風土になりやすく、結果的に長時間の残業につながる場合があります。

注意点③ 同業他社とクチコミ比較

志望企業が見つかったら、必ずOpenWorkやライトハウスなどの転職クチコミサイトで会社の評判をチェックしましょう。

ただし、利用する際は以下の点に注意が必要になるため、同業他社と比較することを強くおすすめします。

転職クチコミサイト利用の注意点
① 退職者の「個人的な恨み」の可能性がある
② クチコミ主の雇用形態が「契約社員」の場合がある
③ クチコミ数が少ない場合は数字の信憑性が低くなる

注意点④ 実態を転職エージェントから聞き出す

ワークライフバランスがとりやすいか、求人票やクチコミだけでは判断がつかないケースもあります。

その場合は、求人を扱っている転職エージェントへの相談をおすすめします。特に両面型の場合、アドバイザー自身が求人企業に赴いてヒアリングをしているため、組織の実態だけでなく雰囲気や求人ニーズも把握しており、通過率も高くなります。

私がご紹介する社内SE向け転職エージェントのなかでは『JAC Recruitment』がまさに両面型と言えます。一方で、『分業型』の場合はアドバイザーとは別の人が企業に赴いているため詳細まで把握していないケースがあり注意が必要です。

社内SEにおすすめの転職エージェント

社内SEへの転職を目指すなら、わたしがおすすめしたいのは「転職エージェントの活用」です。なぜなら、最小限のデメリットで多くのメリットが得られるからです。

メリットデメリット
非公開求人情報を持っている
情シスの内部事情を知っている
応募者の市場価値を客観的に評価してくれる
在職のまま情報収集ができる
書類選考や面接のアドバイスをくれる
自分のペースで転職活動がしにくい
希望しない企業を勧められる場合がある
希望する求人に応募できない場合がある
転職エージェントを利用するメリット・デメリット

特に、転職エージェントのアドバイザーは求人は出している企業の内部事情を知っており、ワークライフバランスをどの程度実現できるか、職場はどんな雰囲気かを把握しています。

転職エージェントは1社だけで判断せず、複数社を実際に使い比べたうえで、あなたにマッチする転職エージェントのアドバイザーと転職活動を進めることをおすすめします。

現役の社内SE選考担当の視点でおすすめする転職エージェントは『社内SEへの転職におすすめの転職エージェント9選!現役採用担当が厳選!』で紹介しています。

また、転職エージェントについては、つぎの記事でも紹介していますので、気になる点があればぜひ活用してください。

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全国をカバーし、取り扱い件数も多い。非公開求人も多数保有
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