【辞めたい・つらい】客先常駐SESに疲れたら社内SEへ転職が最適!

客先常駐のSESに疲れてもう辞めたい……
交代しても案件ガチャだし……

大変な業務で不満だったり、将来が不安になりますよね。

実は「SES勤務のITエンジニアには社内SEがピッタリ」です。わたし自身もSES契約の経験があり、現在は社内SEの仕事をしていて、その経験に基づいて「SESのエンジニアには社内SE転職がピッタリ」と言っています。

SESのITエンジニアに社内SEがピッタリな理由
① SESを辞めたい理由の大部分が社内SEなら解決できる
② SESの経歴は社内SEにマッチしやすい

例えば、SESはさまざまな案件を経験された方が多く、総合力が求められる社内SEのスキル要件を満たしやすいと言えます。また、SESは業務部門の担当者(会計システムなら顧客の経理担当者)の信頼を得ていることが多く、顧客に寄り添う姿勢の重要性を理解したエンジニアが多いとも言えます。

もちろん、SESから社内SEへ転職するときに身につけておきたいスキル/経験もあります。その詳細は後述します。

R35運営者の転職プロフィール
  • 現在、情報システム部門でマネージャ職
  • 社内SE採用担当歴6年(書類選考、面接)
  • 大手SIer 10年以上の勤務経験
  • 35歳をすぎて倍率200倍の社内SEへ
  • 転職相談はツイッターのDMでお気軽に!
目次

SESを辞めたい理由7つ

SES(システム・エンジニアリング・サービス)契約で客先に常駐するエンジニアの仕事に疲れた、つらい、辞めたいと考える理由は大きく7つに分類できます。

SESを辞めたい代表的な理由
① 案件が選べない
② 労働環境が悪い
③ 人間関係に疲れた
④ 成長できない
⑤ キャリアに一貫性がない
⑥ 年齢を重ねて将来が不安
⑦ 評価や待遇が不満

理由① 案件が選べない

案件ガチャでハズレをひいたらホントにつらい……

SESで客先常駐する場合、案件を選べるITエンジニアはほんの一握りです。

さらに、退出のタイミングも自分では選べず、不定期に転々とすることもあります。現場毎に利用する言語もフレームワークが異なりますし、設計やコーディングの規約が異なります。

契約が終了して転出するときには、それまで積み上げたプログラムや資料は守秘義務によって持ち出せません

理由② 労働環境が悪い

客先常駐のSES契約の場合、勤務体系は顧客側に合わせることが多いため、客先の雰囲気によっては有給休暇が取得しにくかいケースがあります。

また、契約上も有休が取りにくい状況です。SES契約で多いのが「月140時間〜180時間の範囲で役務を提供する」という縛りです。月の営業日数が21日、7.5時間勤務/日が標準と考えると、157.5時間です。祝日が多い1月や5月は有休取得すると、即140時間を割り、契約に応じてマイナス精算される事態に陥るんです。

この仕組みにより、自社の研修や長期休暇、育児休暇や介護休暇が取得しにくいんです。

理由③ 人間関係に疲れた

常駐先の人間関係に疲れたというのはよく聞く話です。

1人で客先に常駐すると孤独感・疎外感を覚えますよね。また、周囲は顧客企業の社員が多くて気をつかう環境です。

SES企業から複数名で常駐している場合でも、同じ会社ではなく別の会社から請け負っているケースもあって、仲間意識が生まれにくい環境もあります。

理由④ 成長できない

計画的に育成するようなアサインが期待できない

SIerに新卒で入社すると、新人研修のあとはプログラミングや内部設計、テストシナリオの作成からスタートして、徐々に外部設計や要件定義、リーダー経験を経て、プロジェクトマネージャにアサインされるケースが一般的です。

一方、SESの場合、計画的な育成が期待できない事態に陥ることがあります。これはアサインを自社でコントロールしきれないことが原因と考えられます。

ひどいケースだとSESの現場がフリーランスの寄せ集めで、先輩エンジニアから教えてもらえず、本来ならプロジェクトマネージャやアーキテクトリーダーを任される年齢になっても古い言語しか知らないというキャリアになってしまったというケースも見聞きします。

理由⑤ キャリアに一貫性がない

SESは顧客との契約が延長にならないと、営業がとってきたつぎの現場の仕事へアサインされます。

そこにあなたのスキル/経験の強みを活かした仕事があればよいのですが、まったく異なるスキル/経験を求められることがあります。まったく新しい環境、新しい技術をイチから修得することになり、キャリアから一貫性が失われるリスクがあります。

理由⑥ 年齢を重ねて将来が不安

35歳です。この先、40歳・45歳となると仕事がなくなりそうで不安です。

若いうちは、SES契約を渡り歩くことでキャリアを継続することが可能ですが、35歳あたりから年齢が不利になるケースがあります。

年齢に合わせて単価(給料)も高くなると、同じ仕事内容なら単価が安くて若い人材を受け入れたいと顧客側が考えるためです。

じゃあ年齢に応じてプロジェクトマネジメントができるのか?計画的に育成される機会が少なく、フリーランスにまじってその場をくぐり抜けるので精一杯だった場合は残酷な質問にも思えます。

理由⑦ 評価や待遇が不満

上司は現場にいないから問題の本質がわかっていないし、正当に評価してくれない(怒)

客先常駐のSES契約だと自社と客先が物理的に離れています。上司は客先に月に1〜2回来る程度で、自分の成果やスキルを正当に評価してくれないと感じることもあるでしょう。

売り単価が上がらないとあなたの給与の大幅なアップは期待できません。売り単価アップのためにも、スキルアップをまずは上司に評価してほしいのに理解してくれない日々が続くとモチベーションも維持できないですよね。

すると、あなたは気がついてしまいます。

がんばっても、がんばらなくても毎月給料入ってくるじゃん……

SES契約は完成責任も契約不適合(瑕疵担保責任)もありません。善管注意義務に反しないレベルでやってればいいか、と考えてしまう人もいるのも自然な流れです。

SESはやめとけと言われる理由

SESエンジニアに「疲れた」「しんどい」「抜けたい」と考えているのはあなただけではありません。Web上にある「SESはやめとけ」と言われる理由についてまとめると以下のとおりでした。

SESはやめとけと言われる10の理由
① 給与が低い
② 昇給しにくい
③ 仕事がないと給与カットという会社も…
④ 労働環境が案件によって異なる
⑤ 指揮命令権の所在があやふや
⑥ 職場が安定しない
⑦ 自分で職場を選べない
⑧ スキルアップしにくい
⑨ 教育を受けにくい・上司の指導がない
⑩ 年齢があがると仕事がなくなりやすい

詳細が気になる方は以下の記事をご覧ください。

客先常駐SESがつらいなら、辞めてOK

辞めたいけど、つぎの仕事も見つかってないし不安……

余裕があれば転職先から内定をもらってからの方がベストですが、体調を崩すほどひどい状況なら、すぐに辞めるべきです。

転職活動の基本は「内定を獲得してから退職願を提出する」です。でも以下のようにひどい状況なら、なるべく早く退職する方がいいでしょう。

なるべく早く退職すべきケース
  • ハラスメントが横行していて耐えられない
  • 時間外勤務が多すぎて転職活動ができない
  • あなたにとって体調を崩すレベルの問題がある職場

体調を崩してしまったり、転職活動自体ができないレベルで忙しいようだと、いつまで経っても抜け出せないのでなるべく早く辞めるべきでしょう。

IT人材が慢性的な不足状態であることは多くのメディアでも伝えられています。経済産業省の『IT人材需給に関する調査(概要)』でも2030年までIT人材の不足数が拡大傾向であると言われています。

つぎが決まるか不安なら、まずは一歩を踏み出して転職活動をスタートするのも良いでしょう。くわしくは『転職を迷っているすべてのSEが今すぐ社内SEへの転職活動をすべき5つの理由!

「辞めたい」場合の選択肢

35歳以上が社内SEへの転職で年収アップする方法!決めては●●選び!

ここからは、どんな選択肢があるか考えていきましょう

① 他の現場をアサインしてもらう

客先常駐が悪いのではなく、今の現場がヒドイだけかも

このように結論づけることができるなら、現場の変更を上司に相談する方法があります。

多数の案件を抱えるSES企業で、あなたのスキル/経験にマッチした案件があればアサインしてくれるかもしれません。

スキルも経験も自信がない場合は、仕事とは別で必死で身につけてアピールするしかありません。そのうえで計画的に業務を引継いで移動するのですが、このあたりは営業や上司次第です。顧客との関係性を考えてあなたを留め置く判断をする可能性はあります。

② SIerに転職する

大手SIerや自社開発に転職したい!

IT業界のなかで転職するなら、大手SIerやSaaSサービスを開発している企業を目指す方法があります。こういった企業なら労働環境が顧客に左右されず、年齢に応じた役割を経験して一貫性のあるキャリアを築き、努力に応じた評価と待遇を得やすいと考えられます。

ただし、日本のIT業界はピラミッド構造で、例えば3次請けやフリーランスから1次請けSIerへ転職するには狭き門を勝ち抜く必要があります。

どのSIerも同じようなシステムやサービスを売っているため、転職市場でライバルと差をつけようにも勝負の土俵が統一されていて、局地戦による一点突破で勝負しにくい状況と言えます。

③ 社内SEに転職する

転職を考えている方に、わたしがおすすめしたいのは社内SEへの転職です。

この後でご紹介しますが、SESの悩みの大部分は社内SEへの転職で解消できるからです。

さらに、社内SEなら転職におけるライバルとの勝負であなたの得意分野での局地戦が可能です。

なぜなら、社内SEの仕事は企業によって大きく異なるからです。プログラミングまで求める企業もあれば、プロジェクトマネジメントだけ、システム保守とヘルプデスクなど情報システム部門の形は企業によってさまざまです。勝負の土俵が限定されれば、局地戦であなたのスキル/経験をアピールしやすくなるんです。

社内SEへの転職を目指すなら転職エージェント活用を!

社内SE転職事情に詳しい転職エージェントに現職の悩みを相談してみましょう。課題解決に近い社内SE案件を紹介してもらうことで満足度・納得度の高い転職を目指せます。もちろん現時点で転職の意思が固まっていなくてもカジュアル面談で相談が可能です。

転職エージェントができるアドバイス
1. 志望企業の情報システム部門が求める人材像
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社内SEなら「疲れた」の原因が解決する

客先常駐SESの方が抱える課題は、社内SEに転職したら解決できるのでしょうか?代表的な7つの悩みごとにまとめました。

SESを辞めたい代表的な理由社内SEなら解決できる理由
案件が選べない社内SEも案件は選べないが、強みをアピールして転職すればその分野にアサインされやすい
自分で案件を作っていくケースもある
労働環境が悪い大手優良企業を狙えば、労働環境はかなり良い
顧客に気を使って有給消化しにくいということがない
社内SEは残業時間が少ない
人間関係に疲れた疎外感・孤独感はない
人間関係は長期スパンになるが、仲間意識は醸成されやすい
中途採用の比率が高い企業はなじみやすい傾向
成長できない計画的な育成がされやすい
社内SEならスキル/経験に応じて役割のポジションがあがるため年齢に応じてマネジメント経験が積みやすい
キャリアに一貫性がない幅広いスキルが求められるので1つの技術に特化したキャリアは望めないが、1つの業界に特化できる
そのため衰退に向かう産業はおすすめしない
年齢を重ねて将来が不安社内SEは35歳以上が使い捨てなんてことがなく、むしろ35歳以上の総合力が求められる
評価や待遇が不満SESと違って上司がすぐそばにいるので、成果や努力が評価に反映されやすい
他の社員同様、今後はさらに現場IT人材が求められる

案件ガチャという事態は起きません。大手企業なら労働環境は改善されるでしょう。人間関係は長期スパンで考える必要がありますが、現状がフリーランスに囲まれてお互いに教え合わないという険悪な雰囲気であれば、あきらかに改善が見込めます。

社内SEなら業界に特化したキャリアを歩みやすくなり、年齢に応じてリーダーやマネジメントの経験を積むことができます。また、それに応じた報酬を得ることも可能でしょう。

客先常駐SESのキャリアは社内SEにピッタリ

でもそんなにかんたんに社内SEに転職できるの?

狭き門と言われますが、SESの経験は社内SE転職にピッタリマッチすることが多いんです。

SES経験者が社内SEにピッタリな理由

SESが社内SE転職にピッタリな理由
① 幅広いスキルと経験がある
② 業務部門に寄り添う姿勢の重要性を理解している
③ 自力で学び、自走できる人材である
④ 成長意欲が高く、キャリア構築の意識が高い
⑤ 帰属意識や一体感を求めている人が多い

SESのキャリアそのものがマッチするというより、「SESから脱出しようと考える人」は社内SEの求人ニーズにマッチすると考えてください。

客先常駐SESの経験者はさまざまな現場を経験していることが多く、幅広いスキル/経験を持っているケースが多くあります。例えば、過去に会ったSESの方だと、要件定義から設計、コーディングまでできて、アーキテクトやDBにも強く、テスト工程全体の計画にも参画でき、運用設計から保守体制の構築まで経験している方がいらっしゃいました。

他にも、SESの方はプロジェクトマネージャよりよっぽど顧客の業務部門と信頼関係を築けていて、業務担当者に寄り添う姿勢の重要性を理解しています。

若い頃から組織的かつ計画的に育成されたわけではないため、なんでも自力で学ぶ姿勢があります。情報システム部門はおせじにも育成力が高いとは言えないため、自走できる人材を意識的に採用します。成長意欲や帰属意識を求めているSESからの転職者はピッタリなんです。

社内SE転職時に身につけたいスキル/経験

でも決定的に足りないスキル/経験もあります

それはプロジェクトマネジメントの経験です。

客先常駐SESを続けていると、同年代と比べて案件をマネジメントする機会が少ないからです。

一方、社内SEは情報システム部門のタイプによりますが、多くの企業でプロジェクトマネジメント力を求められます。これは日本企業がシステム導入を外部委託するケースが多く、社内SEはそのプロジェクトの進捗や課題を管理すること役割を担っているためです。

特に35歳以上でSESから社内SEへの転職を目指す場合は、プロジェクトマネジメントのスキル/経験が必要です。ただ、これは特別な専門性を身につけるよりも容易です。実際、私も30歳前後でプロジェクトマネジメントのスキル/経験を得ました。チャレンジするなら、ぜひ以下の記事を参考にしてください。

自分はピッタリなのか?

ここまで読み進めてくださった方は、少なからず現在の課題を社内SEへの転職で解決したいとお考えの方でしょう。

具体的に自分のキャリアやスキル/経験が社内SEにピッタリなのか、知りたいですよね。

①社内SEに求められるスキル/経験、②向いている人/向いていない人はどんな人か、③情報システム部門の仕事の実態を知ることで、自分にピッタリかをイメージしやすくなります。①〜③については以下の記事を参考にしてください。

まとめ

この記事では、現在客先常駐のSESに勤務する方、あるいはSES企業を通じて仕事をしているフリーランスの方が「もうSESは辞めたい」と考える理由について分類してきました。

辞めたい理由の大部分は社内SEへの転職で解決できることが多いことがわかります。

SESを辞めたい代表的な理由社内SEなら解決できる理由
案件が選べない社内SEも案件は選べないが、強みをアピールして転職すればその分野にアサインされやすい
自分で案件を作っていくケースもある
労働環境が悪い大手優良企業を狙えば、労働環境はかなり良い
顧客に気を使って有給消化しにくいということがない
社内SEは残業時間が少ない
人間関係に疲れた疎外感・孤独感はない
人間関係は長期スパンになるが、仲間意識は醸成されやすい
中途採用の比率が高い企業はなじみやすい傾向
成長できない計画的な育成がされやすい
社内SEならスキル/経験に応じて役割のポジションがあがるため年齢に応じてマネジメント経験が積みやすい
キャリアに一貫性がない幅広いスキルが求められるので1つの技術に特化したキャリアは望めないが、1つの業界に特化できる
そのため衰退に向かう産業はおすすめしない
年齢を重ねて将来が不安社内SEは35歳以上が使い捨てなんてことがなく、むしろ35歳以上の総合力が求められる
評価や待遇が不満SESと違って上司がすぐそばにいるので、成果や努力が評価に反映されやすい
他の社員同様、今後はさらに現場IT人材が求められる

そして、客先常駐SESの問題を転職で解決したいと考えているSES経験者には、社内SEへの転職がピッタリです。

SESが社内SE転職にピッタリな理由
① 幅広いスキルと経験がある
② 業務部門に寄り添う姿勢の重要性を理解している
③ 自力で学び、自走できる人材である
④ 成長意欲が高く、キャリア構築の意識が高い
⑤ 帰属意識や一体感を求めている人が多い

これらはどれも情報システム部門が中途採用者に求めるニーズとマッチします。

ただし、プロジェクトマネジメントのスキル/経験がない方は、転職時に身につけておく方がよいでしょう。多くの情報システム部門ではプロジェクトマネジメントスキルが求められるからです。

最後に、社内SEへの転職を目指すなら、転職エージェントの活用がもっとも有効な方法の1つです。その理由は以下で解説していますので、社内SEに少しでも関心を持った方はぜひご一読ください。

転職エージェント活用で転職活動を加速させよう

社内SE未経験の方は、かならず「社内SEの転職事情」に詳しいアドバイザーに相談しましょう。企業ごとで情報システム部門の役割は大きく異なるため、あなたのキャリアにマッチする企業はイメージと異なるかもしれません。

また、カジュアル面談を通じてアドバイザーから社内SEへの転職のノウハウを聞き出すことも可能です。

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