【社内SE転職】転職エージェントを使わないと損する5つの理由!

転職エージェントを活用したいけど、電話やメールで転職を迫られそうでちょっとこわい…

内定受諾するまで毎日連絡がくるイメージありますよね。わたしも同じでした

でも実際にそんなことはありません。むしろ転職エージェントを使わないことで失っているチャンスがいくつもあるんです。この記事では35歳以上の方に向けて、転職エージェント利用のメリットとデメリット、利用時の注意したい事項をご紹介します。

解説するメリット・デメリットはつぎのとおりです。デメリットを理解して注意・回避しながら利用することで、無料でメリットを受け取れるとわたしは考えています。

メリットデメリット
非公開求人情報を持っている
情シスの内部事情を知っている
応募者の市場価値を客観的に評価してくれる
在職のまま情報収集ができる
書類選考や面接のアドバイスをくれる
自分のペースで転職活動がしにくい
希望しない企業を勧められる場合がある
希望する求人に応募できない場合がある
R35運営者の転職プロフィール
  • 社内SE採用担当歴5年(書類選考、面接)
  • 大手SIer 10年以上の勤務経験
  • 35歳をすぎて倍率200倍の社内SEへ
  • 情報システム部門でマネージャ職
  • 転職相談はTwitterのDMでお気軽にどうぞ
目次

そもそも転職エージェントとは?

転職エージェントとは、「人材を募集する企業(志望企業)」と「転職を希望する者(あなた)」の間に立ち、企業の採用活動とあなたの転職活動を支援するサービスです。

具体的には、つぎの流れでサポートします。登場人物は求人企業、アドバイザー(転職エージェント)、あなたの3名です。

転職エージェント利用の流れ
① 求人企業は転職エージェントへ人材の紹介を依頼する
② 転職エージェントは求人企業へ人材要件をヒアリングする
③ あなたは転職エージェントのアドバイザーにキャリア相談をする
④ アドバイザーはあなたにマッチする求人を紹介する
⑤ あなたの応募書類作成・面接対策をアドバイザーが支援する
⑥ あなたは求人企業の選考を受ける
⑦ アドバイザーは給与や入社日の交渉、手続きの支援をする

あなたの転職が決定すると、あなたの年収の約30%相当を求人企業が転職エージェントに紹介料として支払うことで成立するビジネスであることを覚えておきましょう。

転職エージェントを使うデメリット

無料で支援してくれるなんて、デメリットが気になる……

デメリットはありますが、使い方さえ注意すれば回避できる問題ばかりです。このあと回避策を解説しますね。

転職エージェントを使うデメリット
① 自分のペースで転職活動がしにくい
② 自分が希望しない企業を勧められる場合がある
③ 希望する求人に応募できない場合がある
④ 募集企業側に費用が発生するため、ベンチャー企業はヒットしにくい

① 自分のペースで転職活動がしにくい

転職エージェントは求人企業に対してマッチする人材を紹介して、入社してはじめて紹介料を得るビジネスモデルのため、アドバイザーの中には転職を急がせるケースがあります。

また、2社平行で選考を受けて、1社から内定が出た途端にもう1社の結果を待たずに内定受諾するよう勧められたり、他の求人を紹介してくれなくなるケースを耳にします。

納得度の低い転職はその後の離職につながる可能性が高いため、まったく気にせず、あなたの志望度やスケジュールをアドバイザーに伝えましょう

1社から内定が出るということは、あなたは市場で求められる人材と言い換えることができます。あまりにしつこい場合は遠慮せずアドバイザーの交代を依頼しましょう。

あわせて、複数の転職エージェントに登録しておくこともおすすめします。1つの転職エージェントで内定が出ても、平行して転職活動が続けられますので。

② 自分が希望しない企業を勧められる場合がある

自分が希望していない案件ばかり提案されました

そんな場合は「この求人をおすすめしてくれた理由ってなんですか?」と聞いてみましょう。

事前のキャリア面談であなたが伝えた「転職における優先事項」のうち、どこにマッチしてこの求人を紹介しているのかを確認すると、実は優先事項がうまく伝わっていないことがわかる場合があります。

アドバイザーが一方的に悪いと考えるのではなく、まずはコミュニケーションの問題と考えて希望のすり合わせをしましょう。もしも、あなたがスキル/経験に見合わない「高望み」をしているとアドバイザーが素直に伝えてくれたら、それはすり合わせが進んでいると考えて、現実的な合格ラインを話し合っていきましょう。

③ 希望する求人に応募できない場合がある

希望する求人に応募できなかった

転職エージェントを利用したからといって、希望する求人に必ずしも応募できるとはかぎりません

これは求人企業側のニーズにマッチする人材だけを紹介するために、転職エージェントがスクリーニングを行っているからです。

求人企業が転職エージェントに紹介料を払ってまで人材の確保を依頼する理由はなんでしょうか?「ニーズにマッチした良い人材を紹介してくれるから」です。マッチしない人材を紹介すると、転職エージェントの信用が失われるため、社内でスクリーニングを行うんです。

わたしたちができる対策は複数の転職エージェントに登録することです。もしも、あなたのスキル/経験に価値があれば他の転職エージェントなら紹介してくれる可能性があります。どの転職エージェントも紹介してくれない場合は、自分自身のスキル/経験にマッチしないと考える方が良さそうです。

それ以外にも転職エージェントのアドバイザーにイライラ・ムカムカしたという方は一定数います。例えば、「仕事中に頻繁に電話がかかってくる」「転職を急かしてくる」といった理由です。それらへの対処方法は『転職エージェントがムカつく・うざい・えらそう!?よくあるケースと対処法!』で紹介していますので、心配な方はぜひごらんください。

転職エージェントを使うメリット

では、転職エージェントを利用するメリットはどこにあるのでしょうか?

転職エージェントを使うメリット
① 非公開求人情報を持っている
② 情シスの内部事情を知っている
③ 応募者の市場価値を客観的に評価してくれる
④ 在職のまま情報収集ができる
⑤ 書類選考や面接のアドバイスをくれる

① 非公開求人情報を持っている

社内SEの求人全体の80%程度は非公開案件であると言われています。つまり、あなたが転職エージェントを利用せず求人情報サイトのみで転職を狙う場合、求人全体の20%から選ぶことになります。

非公開求人情報とは…
  • 求人情報は掲載されているが、社名が公開されていない
  • 求人の存在自体が一般に公開されていない

求人企業が求人情報を非公開にする理由は、①社内SEが人気職種で公開すると応募が殺到するため、転職エージェントにいい人だけを紹介(スクリーニング)してほしいと依頼している、②求人情報からIT戦略が公知となることを回避するためです。

転職エージェントを利用することで80%の非公開を含む広い範囲にチャレンジでき、公開求人より魅力的なポジションの求人に応募・挑戦できるメリットがあります。

② 情シスの内部事情を知っている

社内SEの役割は企業によって大きく異なることは『35歳以上が書類通過率アップしたいなら、『社内SEのタイプ』を分類しよう!』で説明しています。プログラミングまで担当する企業もあれば、開発はせずベンダーコントロールのみという企業もあります。

こういった求人企業側の内部事情に転職エージェントはつうじているケースが多くあります。

なんでそんなこと知っているの?

求人企業が求める人材やその背景、目的を事前にヒアリングしているからです

求人企業は転職エージェントに採用の背景、目的、求めるスキル、人物像を伝えてスクリーニングを依頼する(転職エージェントが求人条件にマッチした人材だけを紹介する)ため、アドバイザーは内情をよく知っているんです。

わたし自身も採用担当者として書類選考や採用面接をしていると、採用の背景や目的を理解していない候補者に出会うことがあります。その場合の通過率は非常に低くなりますので、事前にアドバイザーから聞き出すことで効率的に転職活動ができるようになります。

③ 応募者の市場価値を客観的に評価してくれる

あなたは自分の市場価値を正確に把握していますか?

転職エージェントなら、他の候補者と比較したり、求人企業のニーズの傾向を知ることであなたの市場価値をより正確に理解しています。

あなたが転職エージェントに登録すると、まずはアドバイザーとのキャリア面談があります。キャリア面談ではあなたのキャリアの棚卸しや転職の理由、転職で実現したい事項の優先順位を整理しますが、自分1人では市場価値に気づきにくいものです。アドバイザーは多くの求人企業と候補者を比較することであなたのキャリアの中で市場価値の高いスキル/経験を教えてくれます。

④ 在職のまま情報収集ができる

求人情報を掲載しているだけの転職サイトだと、あなたが手を止めると転職活動も止まります。

でも転職エージェントなら、あなたが手を止めてもアドバイザーが情報収集してマッチした求人を紹介してくれます。アドバイザーも転職する可能性が高い人材を優先させますので、希望する求人の条件を明確に伝えることが重要です。

でも転職を急かされるんじゃない?

デメリット①で紹介しましたが、あなた自身の転職予定やスケジュールをアドバイザーに伝えることで急かされることは回避できます

⑤ 書類選考や面接のアドバイスをくれる

アドバイザーが紹介してくれる求人の中から応募する企業が決まったら、さっそく書類選考や面接の対策を行います。ここでもアドバイザーがあなたを強力に支援してくれます。

いつも同じような志望動機・職務経歴書を使っていませんか?

実は、社内SEへの転職で志望企業にマッチした志望動機や自己PRを伝えるのは非常に難しいことです。

なぜなら、社内SEの役割、特に情報システム部門の役割は企業によって大きく異なるからです。詳しくは『35歳以上が書類通過率アップしたいなら、『社内SEのタイプ』を分類しよう!』で紹介していますが、企業が求めるスキル/経験がまちまちだからです。だからといって、すべての志望企業の情報システム部門の役割まで綿密にチェックして選考に臨むのは大変です。

でも、アドバイザーは求人企業側が求めるスキルや人物像を理解しているので、あなたのスキル/経験のうちどこを訴求すべきか理解しています。それならアドバイザーからのアドバイスを活用したり、逆にそのままあなたの職務経歴を求めている企業を紹介してくれるアドバイザーの支援って貴重なものですよね。

採用担当者の実は……

中途採用担当者がいつも頭を悩ませるのは「求める人材像や求めるスキル・経験をいかにして求人媒体で正確に伝えるか」という点です。細かく書きすぎると本質が伝わりにくく、また現場や組織の文化まで求人情報に載せることはできません。つまり、文字だけの転職サイト(求人情報サイト)で伝わらない情報を転職エージェントは持っていると言えます

どうしても書類選考や面接対策は自分でやりたいという場合は、採用担当者の視点でまとめた対策記事をご紹介します。

まとめ

この記事では、社内SEへの転職を目指すときに、転職エージェントを有効活用するメリットについて説明しました。デメリットを理解して注意・回避しながら利用することで、無料でメリットを受け取れるとわたしは考えています。

メリットデメリット
非公開求人情報を持っている
情シスの内部事情を知っている
応募者の市場価値を客観的に評価してくれる
在職のまま情報収集ができる
書類選考や面接のアドバイスをくれる
自分のペースで転職活動がしにくい
希望しない企業を勧められる場合がある
希望する求人に応募できない場合がある
転職エージェント活用には工夫が必要

SierやSESに勤務する社内SE未経験の方は、かならず「社内SEの転職事情」に詳しいアドバイザーに相談しましょう。カジュアル面談を通じてアドバイザーから社内SEへの転職のノウハウを聞き出しましょう。

転職エージェントができるアドバイス
1. 志望企業の情報システム部門が求める人材像
2. あなたのスキル/経験のうち、市場価値が高い部分がどこか
3. 社内SEの中途採用の面接対策

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