【社内SEへ転職】転職エージェント利用のメリット/デメリットを解説!

この記事では社内SEへの転職を目指すときに、転職エージェントを利用するメリット/デメリットについて解説します

R35運営者の転職プロフィール
  • 情報システム部門のマネージャ職
  • 社内SE採用担当歴6年(書類選考、面接)
  • 大手SIer 10年以上の勤務経験
  • 35歳をすぎて倍率200倍の社内SEへ
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大都市圏求人ごとのおすすめ年齢がわかる
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リクルートエージェント
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総合型全国国内最大級の転職エージェント
全国をカバーし、取り扱い件数も多い。非公開求人10万件以上
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大都市圏社内SEや自社開発エンジニアへの転職に特化
取扱求人件数は多くないが、平均12社以上を紹介してくれる
求人件数は2024年11月9日時点のものを掲載
目次

転職エージェントと転職サイトの違い

メリット/デメリットの前に、転職エージェントと転職サイトについて、かんたんに比較しておきましょう

転職エージェントと転職サイトとでは、以下のとおり転職活動の流れに違いがあります。

一言で表すと、「転職サイトの場合はすべて自分で転職活動をして、転職エージェントは代理人が一部を担当してくれる」と考えましょう。

転職エージェントと転職サイトの流れを比較
転職エージェントと転職サイトの流れを比較

転職エージェントのメリット/デメリットの概要

転職エージェントと転職サイトを比較すると、転職エージェントを利用するメリット・デメリットは以下のとおりです。

メリットデメリット
非公開求人情報を持っている
情シスの内部事情を知っている
応募者の市場価値を客観的に評価してくれる
書類選考や面接のアドバイスをくれる
在職のまま情報収集ができる
自分のペースで転職活動がしにくい
希望しない企業を勧められる場合がある
希望する求人に応募できない場合がある
転職エージェント利用のメリット/デメリット

転職エージェント利用のデメリット

転職エージェントってデメリットはないんですか?

デメリットはあるんですが、どれも注意すれば回避できる問題ばかりです。”使う上での注意点”なので、回避策もご説明します。

① 自分のペースで転職活動がしにくい

転職エージェントのサポート期間はおよそ3ヶ月が目安と言われています。

転職エージェントは求人企業にマッチする人材を紹介して成り立つビジネスで、いかに多くの人材を紹介するかが勝負です。転職を急いでいない人の中には、この3ヶ月を「転職を急かされている」と感じる人もいます。

じゃあ転職する気になるまでは登録しない方がいいですか?

いいえ、転職市場の非公開求人を含めて転職エージェントから情報収集しておくことは重要です。

問題を回避するためには、転職を実現したい時期(=緊急度)は正直に伝えましょう。転職する気がないと優先度を下げられてしまうケースはありますが、双方にとってメリットのないやりとりをするより情報収集だけならそのとおり伝える方がよいでしょう。

② 希望しない企業を勧められる場合がある

転職する気があってもうまく希望条件が伝わらず、希望からかけ離れた求人を勧められるケースもあります。

これは難しい問題で、「新しい視点」ととらえることもできますが、「希望を理解してくれていないのではないか?」と感じてしまうこともあります。

希望からかけ離れた求人を勧められた場合は、「ノー」を伝えるだけでなく、「なぜノーなのか?」を伝えることで、あなたの転職の軸がよい明確にアドバイザーに伝わるのでおすすめです。

③ 希望する求人に応募できない場合がある

転職エージェントに登録しても求人に応募させてくれないケースがあります。

これは転職エージェントがスクリーニング(求人にマッチした人材だけを求人企業に紹介する役割)をしているからです。求人企業はこれに期待して高い報酬を転職エージェントに支払っているんです。

つまり、あなたが求人にマッチしないとアドバイザーが判断した場合、応募をさせてくれないんです。

ただ、あなたにそのスキル/経験があってもアドバイザーにそれが伝わらないと「この人はマッチしない」と判断されます。逆を言えば、うまく伝えることでできれば紹介してもらえると言えます。『40代で転職エージェントに断られた人が社内SE転職を成功させるテクニックを紹介』で詳しく解説しています。

転職エージェント利用のメリット

① 非公開求人情報を持っている

転職エージェント活用の最大のメリットは、転職サイトには掲載されない非公開求人を持っている点です。

非公開求人情報とは……
  • 求人情報は掲載されているが、社名が公開されていない
  • 求人の存在自体が一般に公開されていない

なんで公開しないの?

理由はいくつかあります。
・応募が殺到するため
・人材募集情報から企業の戦略が漏れるのを防ぐ
・その他の事情

社内SEの求人全体の80%程度は非公開案件であると言われています。つまり、あなたが転職エージェントを利用せず転職サイトのみで転職を狙う場合、求人全体の20%から選ぶことになります。

② 情シスの内部事情を知っている

社内SEの役割は企業によって大きく異なることは『35歳以上が書類通過率アップしたいなら、『社内SEのタイプ』を分類しよう!』で説明しています。プログラミングまで担当する企業もあれば、開発はせずベンダーコントロールのみという企業もあります。

こういった求人企業側の内部事情に転職エージェントはつうじているケースが多くあります。

なんで転職エージェントはそんなことを知ってるの?

求人企業側は転職エージェントにスクリーニング(=適した人材のみを紹介する)のために、内部事情を伝えた上で求人情報を転職エージェントに託します。だからアドバイザーは求人内容や企業側の事情をよく知っているんですね。

③ 応募者の市場価値を客観的に評価してくれる

あなたは自分の市場価値を正確に把握していますか?

転職エージェントなら、他の候補者と比較したり、求人企業のニーズの傾向を知ることであなたの市場価値をより正確に理解しています。

あなたが転職エージェントに登録すると、まずはアドバイザーとのキャリア面談があります。キャリア面談ではあなたのキャリアの棚卸しや転職の理由、転職で実現したい事項の優先順位を整理しますが、自分1人では市場価値に気づきにくいものです。アドバイザーは多くの求人企業と候補者を比較することであなたのキャリアの中で市場価値の高いスキル/経験を教えてくれます。

④ 書類選考や面接のアドバイスをくれる

アドバイザーが紹介してくれる求人の中から応募する企業が決まったら、さっそく書類選考や面接の対策を行います。ここでもアドバイザーがあなたを強力に支援してくれます。

いつも同じような志望動機・職務経歴書を使っていませんか?

実は、社内SEへの転職で志望企業にマッチした志望動機や自己PRを伝えるのは非常に難しいことです。

なぜなら、社内SEの役割、特に情報システム部門の役割は企業によって大きく異なるからです。詳しくは『35歳以上が書類通過率アップしたいなら、『社内SEのタイプ』を分類しよう!』で紹介していますが、企業が求めるスキル/経験がまちまちだからです。だからといって、すべての志望企業の情報システム部門の役割まで綿密にチェックして選考に臨むのは大変です。

でも、アドバイザーは求人企業側が求めるスキルや人物像を理解しているので、あなたのスキル/経験のうちどこを訴求すべきか理解しています。それならアドバイザーからのアドバイスを活用したり、逆にそのままあなたの職務経歴を求めている企業を紹介してくれるアドバイザーの支援って貴重なものですよね。

⑤ 在職のまま情報収集ができる

求人情報を掲載しているだけの転職サイトだと、あなたが手を止めると転職活動も止まります。

でも転職エージェントなら、あなたが手を止めてもアドバイザーが情報収集してマッチした求人を紹介してくれます。アドバイザーも転職する可能性が高い人材を優先させますので、希望する求人の条件を明確に伝えることが重要です。

まとめ

35歳以上は忙しい方がほとんどです。なのに、社内SE業界は会社ごとに事情が異なるので、情報収集するだけでも大変です。

20代なら別ですが、35歳以上ならわたしは転職エージェントの利用をおすすめします。この記事では紹介したデメリットを回避する手段がとれるからです。

メリットデメリット
非公開求人情報を持っている
情シスの内部事情を知っている
応募者の市場価値を客観的に評価してくれる
書類選考や面接のアドバイスをくれる
在職のまま情報収集ができる
自分のペースで転職活動がしにくい
希望しない企業を勧められる場合がある
希望する求人に応募できない場合がある
転職エージェント利用のメリット/デメリット

社内SEへの転職で転職エージェント選びに迷ったら『社内SEの転職エージェントの選び方|登録前後のチェック観点と対処を解説!』でチェックポイントを解説していますので、ぜひ参考にしてください。

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利用者の多くが30代以上
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4.28,816件総合型全国総合型転職エージェント
リクルートエージェントにせまる社内SE案件の多さ
全国をカバーし、取り扱い件数も多い。非公開求人も多数保有
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