【東海】地方の社内SEの有力企業を調べてみた(岐阜・静岡・三重)

この記事は、地方(東海圏)で社内SEを目指す際の実務的な視点を整理しています。地方特有のメリット・デメリットや求人倍率・年収データ、業績基準を満たす有力企業の一覧など実例データを提示しており、地元志向やUターン転職を考えるSEにとって具体的な対象企業の情報収集に役立ちます。面接対策や転職エージェント活用の章も含まれ、戦略的な転職準備の指針としても有用です。
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地元に戻ってSEの仕事がしたいけど、IT企業が少なくて転職先がなかなかみつからない



地方はIT企業より非IT企業の情シスポジションの方が多いですよ
地方でSEとして働くなら断然社内SEがおすすめです。でもどんな企業の情シスなら安心して働けるのでしょうか?この記事では、地方の社内SEに絞って各地方のおすすめ企業をリストアップしています。
今回は、「東海地方」に絞ってご紹介します。具体的には、岐阜県、静岡県、三重県を対象にしています。
- 情報システム部門のマネージャ職
- 社内SE採用担当歴8年(書類選考、面接)
- 大手SIer 10年以上の勤務経験
- 35歳をすぎて倍率200倍の社内SEへ
- 転職相談はX(Twitter)のDMでお気軽に!


『ヒューレックス』は地方への転職を目指す多くの方に利用されている地域密着型の転職エージェント・転職サイトです。
①地元企業の優良企業に強い、②非公開求人の割合が高い(求人全体の80%)、③一社ずつ求職者一人ずつに丁寧なサポートが特徴です。
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地方で社内SEとして働くメリット/デメリット
地方社内SEのメリット
地方社内SEへの転職のメリット
① 親の支援を受けやすくなる
② 地方は生活コストを低く抑えられる
③ 通勤にストレスを感じにくい
④ プライベートな時間を確保しやすい
社内SEとして、地方(地元へのUターンを含む)へ転職することのメリットはいくつもあります。
生活コストのうち、特に家賃を低く抑えることができますし、通勤のための満員電車のストレスも減ることでしょう。また、通勤に要する時間も短く済ませられます。
特に、転職先があなたの地元であれば、親からのサポートが期待できます。子育て世代の場合、親からのサポートは非常に大きなメリットになり、あなたのプライベートな時間が増えることにも直結するでしょう。
地方社内SEのデメリット
地方社内SEへの転職のデメリット
① 会社の選択肢が少ない
② キャリアアップの機会が限定的
③ 年収がダウンしやすい
IT業界が東京などの都心部に集中しているため、地方ではSEの仕事の選択肢が自ずと少なくなります。そのなかでも非IT企業の情シスポジションはまだ選択肢がある方だと考えられます。
他にも都市部と比較するとキャリアアップのルートは限定的で、何社も渡り歩いてキャリアを築くよりも、じっくり1社でキャリアを描くことになるはずです。
また、経済的な面も都市部と比べると地方は給与が低くなる傾向が『賃金構造基本統計調査』で統計的に示されており、現在高い年収を得ている場合はあらかじめ覚悟が必要かもしれません。
東海地方の経済状況
都市部から地方へ転職する場合、経済状況やインフラ、教育といった面の状況が気になりますよね。
デジタル庁の『Japan Dashboard』なら都道府県ごと、市区町村ごとで気になる指標がチェックできます。
例えば、小学校の児童1人あたりの教育費や人口10万人あたりの病床数、就業率など気になる数字が簡単にあちこちの省庁から集めて比較できるようになっています。




東海地方の求人状況
求人倍率



地域の求人状況も気になりますよね
東海地方は全国的にみても有効求人倍率が高く、マクロで見ると、求人はあるけど、応募が不足している状況と言えます。
| 都道府県 | 有効求人倍率(季節調整値) |
|---|---|
| 全国 | 1.18 |
| 岐阜県 | 1.62 |
| 静岡県 | 1.17 |
| 三重県 | 1.36 |
社内SEの平均年収



各都道府県の社内SEの平均年収や求人数が気になりますよね。求人ボックスで調べてみました
『求人ボックス』で「都道府県名」✕「社内SE」✕「正社員」を検索条件として調べました。(2026年1月時点)
| 都道府県 | 平均年収(平均月給) | 求人数 |
|---|---|---|
| 全国 | 612.0万円(41.4万円) | 345,801件 |
| 岐阜県 | 483.0万円(32.2万円) | 1,457件 |
| 静岡県 | 475.5万円(31.7万円) | 2,767件 |
| 三重県 | 446.0万円 | 1,171件 |
※ 注意 ※
求人ボックスは都道府県によって、表記が「平均年収」と「平均月給」に分かれます。「平均月給」の場合は年間賞与を3ヶ月と仮定して平均年収を独自に算出・表記
東海地方の有力企業一覧
抽出条件
以下の抽出方法で企業を抽出しています。
抽出方法
・Baseconnect β版から以下の条件をすべて満たす企業を抽出
・従業員数が「1000人」以上であること
・売上高が「300億円」以上であること
従業員数を1000名以上にしている理由は「ひとり情シス」である可能性を低減するためです。
有力企業(岐阜県)
| 企業名 | 求人 | 業種 | 売上高 |
|---|---|---|---|
| 機械 | 3694億円 | ||
| 生活用品 | 2363億円 | ||
| 自動車・乗り物 | 2096億円 | ||
| 太平洋工業株式会社 | 自動車・乗り物 | 2061億円 | |
| 三甲株式会社 | 化学 | 2015億円 | |
| 中部薬品株式会社 | 小売 | 1770億円 | |
| 株式会社トーカイ | その他サービス | 1495億円 | |
| トヨタカローラネッツ岐阜株式会社 | 小売 | 825億円 | |
| 株式会社ユタカファーマシー | 医療・福祉 | 743億円 | |
| アピ株式会社 | 食品 | 624億円 | |
| 株式会社ヒマラヤ | 小売 | 604億円 | |
| 株式会社ホームセンターバロー | 小売 | 583億円 | |
| たんぽぽ薬局株式会社 | 医療・福祉 | 522億円 | |
| 中部フーズ株式会社 | 小売 | 381億円 |
有力企業(静岡県)
| 企業名 | 求人 | 業種 | 売上高 |
|---|---|---|---|
| 自動車・乗り物 | 5兆8252億円 | ||
| 自動車・乗り物 | 2兆5762億円 | ||
| エンタメ | 4629億円 | ||
| マックスバリュ東海株式会社 | 小売 | 3774億円 | |
| 株式会社キャタラー | 自動車・乗り物 | 2971億円 | |
| トヨタバッテリー株式会社 | 製造 | 2923億円 | |
| 株式会社ザ・トーカイ | エネルギー | 2315億円 | |
| 遠州鉄道株式会社 | 運輸・物流 | 2245億円 | |
| 浜松ホトニクス株式会社 | 機械 | 2120億円 | |
| 株式会社静岡銀行 | 金融 | 1925億円 | |
| 鈴與株式会社 | 運輸・物流 | 1709億円 | |
| 株式会社ハマキョウレックス | 運輸・物流 | 1466億円 | |
| 株式会社杏林堂薬局 | 小売 | 1319億円 | |
| 日本プラスト株式会社 | 自動車・乗り物 | 1205億円 | |
| 太陽建機レンタル株式会社 | 機械 | 1121億円 | |
| 株式会社村上開明堂 | 自動車・乗り物 | 1092億円 | |
| 株式会社メガネトップ | 小売 | 929億円 | |
| 浜名湖電装株式会社 | 自動車・乗り物 | 892億円 | |
| トヨタユナイテッド静岡株式会社 | 小売 | 843億円 | |
| 日本ハムファクトリー株式会社 | 食品 | 841億円 | |
| 株式会社河合楽器製作所 | エンタメ | 801億円 | |
| 静岡トヨタ自動車株式会社 | 小売 | 797億円 | |
| 株式会社マキヤ | 小売 | 767億円 | |
| 株式会社TOKAIコミュニケーションズ | 通信 | 624億円 | |
| 株式会社タカラ・エムシー | 小売 | 554億円 | |
| 株式会社遠鉄ストア | 小売 | 548億円 | |
| 株式会社レント | 自動車・乗り物 | 490億円 | |
| 株式会社駿河屋 | 小売 | 461億円 | |
| 株式会社静鉄ストア | 小売 | 424億円 | |
| 近物レックス株式会社 | 運輸・物流 | 378億円 | |
| 株式会社田子重 | 小売 | 368億円 | |
| 株式会社アイエイアイ | 機械 | 366億円 | |
| コイト電工株式会社 | 自動車・乗り物 | 357億円 | |
| 株式会社エンチョー | 小売 | 343億円 | |
| 株式会社ヤマシタ | 医療・福祉 | 336億円 |
有力企業(三重県)
| 企業名 | 求人 | 業種 | 売上高 |
|---|---|---|---|
| 自動車・乗り物 | 2兆0936億円 | ||
| 機械 | 741億円 | ||
| 運輸・物流 | 564億円 | ||
| 日本ハム食品株式会社 | 食品 | 487億円 | |
| 株式会社デンソートリム | 自動車・乗り物 | 446億円 | |
| 株式会社グリーンズ | エンタメ | 409億円 | |
| 株式会社ぎゅーとら | 小売 | 392億円 | |
| 株式会社柿安本店 | 食品 | 361億円 |


『ヒューレックス』は地方への転職を目指す多くの方に利用されている地域密着型の転職エージェント・転職サイトです。
①地元企業の優良企業に強い、②非公開求人の割合が高い(求人全体の80%)、③一社ずつ求職者一人ずつに丁寧なサポートが特徴です。
大手転職エージェントに掲載されていない、求人が取り扱われていないからとあきらめていた優良企業があるかもしれません。
\ 大手には無い地域優良企業の求人あり /
地方への社内SE転職の面接で聞かれる質問


地方への転職の面接でよく聞かれる質問について、代表的なものをご紹介します。
なお、「社内SEへの転職全般でよく聞かれる質問」は以下の記事も参考にしてください。


なぜ、地方へ転職するのか?
都心部で働いていたあなたが、なぜわざわざ地方へ転職するのか?その理由は必ずと言っていいほど聞かれると考えておきましょう。
志望企業側は「早期退職リスク」の程度を評価したいという意図があります。例えば、単なる都会疲れ・田舎暮らしへの憧れではないかという懸念があります。
あなたから具体的な目的と計画が聞き出せれば納得してくれるはずです。例えば、親の都合だったり、子どもの教育の話でもよいでしょう。
(年収が下がる場合)問題ないか?
経済的な理由で早期に退職されては困るため、もし「年収が下がる」「仕事の規模感が大きく変わる」という場合は、面接でも確認される可能性があります。
あなたとしても「年収が下がる」「思った仕事ではない」という場合は、十分な話し合いとすり合わせが必要になります。その際、過去や現時点だけにフォーカスするのではなく、具体的な将来にフォーカスして話し合いができると心象もよいでしょう。
家族の理解は得られているか?
経済的な面だけでなく、生活やインフラ、子どもの教育の面でも地方への転職にはあなたの家族の理解は必須事項と言えます。
志望企業側としても、家族の理解を得られているかは関心事です。ただ、問題があったとしても会社側はそれを解決できる手段が限られるため、ストレートに「家族の理解も得られている」と回答できるのがベストでしょう。
会社からの協力を取り付けたい問題がある場合は、この場で「可能であれば…」と加えたうえで相談するとよいでしょう。
地方の社内SEに転職する際の注意点


この記事では「地方の売上高300億円以上、従業員1,000名以上の企業」をリストアップしていますが、それでもあなたが都市部で大手企業に社内SEとして勤務していると、思わぬギャップを感じる点もあるはずです。
ここでは、地方でSEとして働く場合の注意点についてご紹介します。
小規模企業の場合、ひとり情シスのリスクあり
都市部の大手企業と比べると、地方の企業の場合、ひとり情シスのリスクは相対的に高いと言えます。
IIJの調査によると、「従業員数100名未満」の会社の40%がひとり情シス、「501-1,000名」の会社でも約15%の情シスが1〜2名です。
転職先がひとり情シス、あるいは1〜2名の情シスだと、業務上のカバー範囲が広く、専門性が著しく失われて、その後のキャリアの幅が狭くなるリスクが高くなるため注意が必要です。


スタートアップ・WEB系企業は少ない
地方は都心部と比較して、スタートアップ企業やWEB系企業は多くありません。
あなたが社内SEとしてこういった会社を探したいのであれば、地方ではなく都心部の方が圧倒的に選択肢が豊富であると覚悟しておきましょう。
求人数が少ない場合、無駄打ちできない
地方によっては、あなたの希望に沿った社内SEの求人数が極めて少ないケースもあります。
都心部で探す場合、志望動機や転職理由は使いまわしても、書類選考で落ちたら「つぎ行くか」と言えますが、求人が少ないとそうはいきません。
希望に合う求人が少ない場合は、求人票の内容をよく理解したうえで1社ずつ丁寧によく練った書類作成、面接対策が必要になります。
書類作成や面接対策は以下に参考にしてもらいたい記事をリンクしておきます。




スケジュール管理が生命線
地方への転職の場合、面接(特に最終面接)のために何度も往復すると、お金と時間がいくらあっても足りません。
なるべく、1日〜2日にまとめて面接を受けられるよう選考スケジュールを調整する予定管理が生命線と言えます。
一般的に個人で求人に応募する場合、このスケジュール管理が思うようにできないケースが多くなります。一方で、転職エージェントを使うと、面接スケジュールを寄せる部分も交渉・サポートしてくれるのでおすすめです。
地方こそ転職エージェント活用が重要
社内SEとして地方の有力企業への転職を成功させたいなら、全国の求人情報に強い転職エージェントを選びましょう。
また、転職エージェントは、一般には公開されていない非公開求人を多数保有しています。そのため1人で悩むより、社内SE転職エージェントに相談するのが効果的です。業界の枠に縛られない狙い目案件の情報が収集できるケースもあります。
ここでは、社内SEへの転職を目指す場合のおすすめ転職エージェントをご紹介します。


『マイナビ転職 IT AGENT』は業界最大手クラスのため、①豊富な求人数、②非公開求人も多数あり、③キャリアアドバイザーにIT業界出身者が多いのが特徴です。
他にもIT業界の転職サービスはありますが、まずは『マイナビ転職 IT AGENT』に登録して間違いありません。IT業界の知識豊富なキャリアアドバイザーとの面談を持つことをおすすめします。
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業界最大手の転職エージェントである『リクルートエージェント』は、①ケタ違いの求人数、②大手企業の情シス求人が多数あり、③地方の求人に強いという特徴があります。
地方に本社を置く大手企業だけでなく、在京・在阪の大手企業の地方拠点採用の求人も扱っており、まずは『リクルートエージェント』に登録して間違いありません。IT職種の知識豊富なキャリアアドバイザーに社内SEへの転職を相談してみましょう。
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